──自動運転は規制でがんじがらめになっている。自動車メーカーによる抵抗もある。ロボットタクシーの実現は難しいのでは?

谷口 7割の確率でオリンピックまでに間に合うと思う。1964年の東京オリンピックのときだって、東名高速道路や東海道新幹線が土壇場でできちゃった。

中島 14年頭に自動運転の解釈ががらりと変わったことがあった。法律改正を伴わなくてもよくなったり。規制は問題にならない。

──乗りものの未来はどうなる?

谷口 インターネットが普及して、むしろ、移動の機会が増えたと感じる。大事なことはテレビ会議では済ませなくて、直接会って話すもの。ロボットタクシーができれば、移動がおっくうだった高齢者が外に出られる。おじいちゃんがモテるようになる。社会が元気になる。

中島 移動の価値が変わる。交通弱者に優しい乗りものが出てくるのはもちろん、ビジネスマンの移動時間がもっともっと有効に使えるようになる。僕だったら、ロボットタクシーをWi-Fi完備にしていつでもどこでも仕事をできるようにしちゃう(笑)。