都会でリゾート気分を味わえるスパやエステなど、忙しいビジネスウーマンを癒す「極上ホテル」を紹介しよう。『オトナの極上ホテル』の著書もある人気マーケティングライターの牛窪恵氏が人気スポットを徹底解説する。女心を知りたい男性も必見だ。
女同士で愉しむ「初級編」
シンプルエステでリラックス!
洗練されたエステで「ホッと一息」。仕事で疲れたビジネスウーマンは、いつでも駆け込める「穴場ホテル」をストックしておくことが重要なのです!(写真:住友一俊) |
女友だちとホテルで遊ぶ楽しみは、やっぱり「エステ」と「おしゃべり」。今はどのホテルでも、必ずといっていいほど充実したエステ(トリートメント)が受けられるからうれしい。
施設やサービス(施術)のレベルでいえば、ザ・ペニンシュラ東京の「ザ・ペニンシュラ スパ by エスパ」やコンラッド東京の「水月スパ」、ザ・リッツ・カールトン大阪の「ラ・プレリー」など、「超」が付く高級ホテルの名前が真っ先に挙がるだろう。
ただ、もう少しカジュアルに利用したいなら、ホテル グランパシフィック メリディアン(東京)の沖縄エステ「アビス」はいかが?
沖縄の自然がギュッと詰まった沖縄ウコンや月桃、ゴーヤなどのマッサージオイルで、心もからだもリラックス。海洋深層水配合のゴーヤパックも、お肌しっとりで気持ちいい。
平日なら泊まらなくても、オーガニック野菜ランチとセットのエステプランが1人1万円(税金・サービス料込み)と、かなりのお値打ち。沖縄エステはめったにないから、後々の「ネタ」にもなる。
もし退屈しそうなら、ぼんやり海を眺めるだけで癒やされる、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルや神戸メリケンパークオリエンタルホテルへ。
ヨコハマインターコンはダーッと一面に真っ蒼な海を望む「スパ ベイウィンドー」がサイコー。海に突き出したジャグジールームや、2人でトリートメントを受けられるツインルームは、まさに極上のリゾートだ。
海に面したリラクゼーションルームも「男子禁制」だから、存分にくつろげる。もちろんビジターも利用できる。
神戸メリケンのほうは、極力宿泊してほしい。なぜって、2007年2月にオープンした「シーフィルフロア」のコーナースイート(11階・南側)には、めちゃめちゃロマンチックな「海を望むバスルーム」まであるんだから!