LINE利用者であれば新規登録は不要。公式アカウントを友達に追加しておき、エリアや地域、職種、給与などの条件や、「服装・髪型自由」「時間・シフトが相談できる」「好きなときにお金がほしい」などのこだわりで検索すると、検索履歴に応じた最新の求人情報をプッシュ通知で教えてくれる。

 1人ひとりの希望条件にマッチするバイト情報を随時配信してくれるので、主体的に検索しなくても自分に合った仕事の情報が手に入りやすいのが特徴だ。LINE上で友人に情報を共有しやすいことも影響しているのか、サービス開始から2ヵ月で利用者は200万人を超えた。

求人サービス界のグーグル?
求人検索エンジンの盛り上がり

 一方で、ターゲットを絞り込まないサービスも登場している。全業種・職種・雇用形態を対象にした、企業・求職者双方が完全無料で使える「スタンバイ」(ビズリーチ)。「日本最大級の求人検索エンジン」として、5月にサービスがスタートした。求職者は常時約300万件の求人情報を閲覧でき、サービス内で履歴書を登録しておけば簡単に応募できる(スタンバイ独自の履歴書を利用できるのは、一部の求人情報のみ)。

 企業は求人作成から公開、応募者情報の管理、採用までの全てのプロセスで、初期費用や利用料、広告掲載料、制約手数料を一切かけずにスタンバイを利用できる。しかも、求人情報の掲載数や掲載期限には制限がない。さらに、採用ページはインターネットを使える人であれば、シンプルな管理画面を使い5分程度で完成する。

 このような求人検索エンジンでは、リクルートも「インディード」という同様のサービスを行っている。こちらは米国で誕生したサービスが2009年に日本に上陸し、2012年にかつての親会社であるニューヨーク・タイムズからリクルートがサービスを買収している。世界55ヵ国以上、28言語で事業を展開しており、今後このようなサービスもさらに一般化してくるだろう。