日本の男性は、「我慢することが美徳」と教えられてきていますから、限界に達するまで「我慢」するがゆえ、一人ひとりの「背中」に感情がより深く刻み込まれていくのかもしれません。

 信頼されているかどうか気になってしょうがない場合、その気持ちが、「背中」に刻印されていきます。不安でいっぱいな「背中」を見た周囲の人たちは、無意識のうちにその感情を受け取ってしまっています。

 大切なことは、「信頼」されているかどうかという不安にとらわれない姿勢。

 他者からの「信頼」は、すぐに得られるものではありません。ですから、そのことばかり考えるのをやめ、むしろ、不安を感じている時間を、気持ちを切り替え、何か他のことに集中するようにするといいでしょう。

 優秀なリーダーたちは、いつも自信にあふれ、魅力的な「背中」をしています。

 誰にでも、「将来○○さんのようになれたらいいな」と思う憧れの人や尊敬する人がいるものです。人は、そういう人たちの「背中」に強く惹きつけられます。そして、次第に、自分のお手本、模範としてその人を見るようになっていくのです。

信頼されたいならば
「言葉」より「行動」で示すこと

 ここまでお読みになられたビジネスエリートの皆さんであれば、どうすれば「信頼」を得られるのか、もうお気づきでしょう。

「行動」すること。何よりも「行動」に移すことが重要なのです。

 部下から信頼されたいと切望するのであれば、上司側が、「行動」にて示すしか方法はないのです。「行動」が伴わないと、気持ちはなかなか伝わりません。

 どんなにうわべだけの言葉を重ねても、部下の心の奥底まで響くことはありません。上司の表面的な声かけや態度に、部下はすぐに気づきます。

「言葉」より「行動」で。

 日々の小さな「行動」が、「信頼」を集めるのです。

 部下から愛され、信頼される上司になりたいのであれば、日々の小さな「行動」の積み重ねを大切にしましょう。