妻「とりあえずアイツ(育ての親)の金を握っておいて、もしもバレたら彼(実の親)に乗り換えればいいや」

 実の親「あれだけ反対したのに無理やり出産に踏み切ったのだから今さら何なんだ。実の親だから?いや、もう時効だろう!」

 育ての親「今まで自分の息子として育ててきたのに明日から『息子じゃない』なんてあんまりだ。でも息子のことを考えると、血がつながっていない僕が父親のままでいいんだろうか。実の父親に引き取られた方がいいのではないか?」

 今回は育ての親の目線に絞って話を進めていきましょう。夫は「自分の子ではない」とうすうす勘づきながら、だましだまし妻子と生活を続けてきたけれど、ついに離婚が避けられなくなった場合、どうすれば良いのでしょうか?私のところに来た相談者の実例をもとに解説してきましょう。

6年前にできちゃった結婚
疑惑の的は「妻の元彼」

「僕と妻は6年前に結婚したのですが、いわゆる『でき婚』でした。翌年の1月、長男が産まれたのですが、実は……僕の子ではなさそうなんです」

 そんなふうに相談の初っ端から問題発言を私にぶつけてきた真壁哲人さん。「自分の子ではない」なんて聞き捨てなりませんが、一体、どういうことなのでしょうか?


◆今回の離婚のトラブル/「元彼」との関係を続ける妻。問いただすと妻は息子と実家に帰り、裁判所から離婚調停と親子不存在確認が届いた

<家族構成と登場人物、属性(すべて仮名)>
夫:真壁哲人(36歳)→会社員(年収400万円)☆今回の相談者
妻:真壁麻美(33歳)→専業主婦。出産後3年でパートタイマーに
夫婦の子:真壁悠斗(6歳)→夫妻の子とされていたが、実は妻と不倫相手の子
妻の不倫相手(元彼):辻村仁(34歳)→会社員(年収600万円)

・夫婦の状況とトラブルの経緯

6年前に「できちゃった結婚」した男性は、子どもに心当たりがないが、子ども可愛さに妻への疑惑に目をつぶってい た。結婚してからも「元彼」の影がちらつく妻。仕事と偽り元彼とのデートを優先させる妻に腹を立て問いただすと、妻は息子と実家に帰り、裁判所を通じて離婚調停と親子不存在確認を送りつけてきた。


「僕も妻も血液型はO型、でも子どもはB型。どう考えてもありえない組み合わせでした。もしかして妻が二股をかけていたのでは?と疑わざるを得ません。僕とは別に『そういうことをした』オトコがいるのではないかと」