計25万部超のベストセラー3部作を1冊にギュッと凝縮!
――「脳科学おばあちゃん」からのメッセージ

 このたび、計25万部超の「カヨ子ばあちゃんシリーズ」……『カヨ子ばあちゃん73の言葉』『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』『カヨ子ばあちゃんのうちの子さえ賢ければいいんです。』の中で、この項目だけは絶対読んでいただきたい項目を、子育て中のお母さんとともに厳選。1冊にギュッと凝縮して、エッセンスだけをとじこめました。

 私の本を一度も読んだことがない方にも、何度も読んだことがある方にも満足いただけるよう、夫で「脳科学の権威」の久保田競と協力し、最新の脳科学データを満載、内容も完全アップデートしました。

 この本は、「脳科学おばあちゃん」の【スーパーBEST版】、【ベスト・メッセージ集】と言ってもいいでしょう。

 おかげさまで、『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる』は第5刷が決定。海外からも続々翻訳オファーをいただきました。

 私自身、この20年で3000人超の赤ちゃんと接してきましたが、前々から、
「カヨ子先生の本で、究極の1冊はどれですか?」
「これさえ読めば、クボタメソッドがすぐわかるものは何ですか?」
 と言われてきたので、「ほかの本を読む前に、この一冊だけかならず読んでください」と言える一冊をつくりたいと願ってきました。

 それが本書です。

 私が最も言いたいことを、レモンを絞るようにスクイーズ。
ギュッ♪ ギュッ♪ と、読者に役立つことだけを絞り込みました。

 ですから、この一冊だけ、かならず読んでください。

 そうすれば、私が久保田競と一緒に開発した「クボタメソッド」の真髄が、さくさく頭に入ってくるでしょう。

 私にも体験がありますが、0歳からの育児は過酷なもの。特に、今のお母さんたちは核家族下での育児を強いられ、戦力になってくれる親族もまわりにいない方が多いわけですから。

 そういうときこそ、ダンナを頼りにしたいところですが、ダンナは働き盛り。家を顧みないダンナには正直「戦力外通告」をしたくなりますし、怒りや悩みをどこにどうぶつけたらいいのか、わからない状況でしょう。

 わかります。わかります。うちもそうでしたから、ほんとツライですよね。

 でも、同時に、ダンナさんも家庭と仕事の板ばさみになって、とってもツライ……。
 お母さんの気持ちも、お父さんの気持ちもわかります。

『0歳からみるみる賢くなる55の心得』を読む前は、暗い気持ちだったのに、読後感は晴れやかでさわやかなものだったら、著者としてこれほどうれしいことはありません。

※【ps.】
「クボタメソッド」が長年有効とされている秘密は、最新の脳科学データに基づき、前頭前野を鍛え、ワーキングメモリーの能力を高め、海馬を使う記憶の能力を高めるからです。
 0~1歳児のかなり具体的な育児法を知りたい方は、『赤ちゃん教育』も合わせてご活用いただければと思います。190点に及ぶイラスト付きなので、マンガのようにすいすい頭に入ってくるでしょう。
 また、どうしても、心細くなったときは目からの刺激が大事です。自身初の『カヨ子ばあちゃんの子育て日めくり』を何も考えずに、見て感じてください。きっと笑顔に変わるでしょう。子育てをぜひ楽しんでくださいね。

 よろしければ、ぜひ一度、『0歳からみるみる賢くなる55の心得』とあわせてお読みいただけると幸いです。

<著者プロフィール>
久保田カヨ子(Kayoko Kubota)
1932年、大阪生まれ。脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競氏の妻で2人の息子の母。長男が一級建築士、次男が東京大学に合格。約30年前に、日本における伝統的な母子相伝の育児法を見直しながら、自身がアメリカ在住時と日本で実践してきた出産・育児経験をもとに、夫・競氏の脳科学理論に裏づけされた“0歳から働きかける”クボタメソッドを確立。テレビなどで「脳科学おばあちゃん」として有名。『カヨ子ばあちゃん73の言葉』『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』『カヨ子ばあちゃんのうちの子さえ賢ければいいんです。』『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる』『カヨ子ばあちゃんの子育て日めくり』など著書多数。ズバッとした物言いのなかに、温かく頼りがいのあるアドバイスが好評。全国からの講演依頼もあとをたたない。
【脳研工房HP】http://umanma.co.jp/