しかし、我が子の誕生を誰しも心の底から喜ぶことができるでしょうか?いや、石田純一さんの場合、離婚歴も2度もあるのだから、一概にそう言い切れないのです。具体的には1人目の妻(星川まりさん)との間にはいしだ壱成さんがいて、また2人目の妻(松原千明さん)との間にはすみれさんがいるのですが、再婚相手の子の誕生は前妻の子に対してどのような影響を与えるのでしょうか?

 石田純一さんのケースは幸いにも、いしだ壱成さんもすみれさんもすでに成人しているので、もはや養育費を支払う必要はないでしょう。だから、前もって星川さんや松原さんに頼み込むこともないのです。「一回り以上も若い子と結婚して子作りに励もうと思っているのだけれど、今までのように養育費を払えなくなるけどいい?不妊治療をしたら、なおさら無理だよ」などと。

 そして夫が俳優、妻が元プロゴルファーという芸能人夫婦なので、前妻の子の養育費、慰謝料、そして不妊治療の費用などはした金に過ぎず、財産や収入の全体に占める割合は微々たるものでしょう。「金にモノを言わせる」ことができれば、わざわざ別れた女房に頭を下げる必要もないのです。

限られた収入の中で
前妻と子ども、新しい家族をどう養うのか

 しかし、お金の話を一笑に付すことができるのは、彼らがたまたま有名人だからであって、私たち小市民が同じシチュエーションに置かれた場合、お金の話をせずに済まされるでしょうか?再婚しようが子作りをしようが不妊治療をしようが、会社員の給料が劇的に上がるわけではなく、どうしても手持ちの予算は限られています。そのなかから前妻の子への養育費、前妻への慰謝料、不妊治療や出産費用、そして現妻の子の養育費へと振り分けていかなければならないのだから、どう考えても現状維持は不可能です。どうしたら良いのでしょうか?

「再婚相手の不妊治療」

 目の前の事実はたった1つで不変なのですが、とはいえ誰目線で見るのかで景色は180度、変わってくるのだから不思議なものです。例えば、心のうちは三者三様のようで……。