こんにゃくは、ほかの食材とも相性抜群だ。「ヘルシーハンバーグ」は、こんにゃく7割、肉3割、パテ1枚80kcalなのにふんわり美味しくてボリューム満点。「ギリギリまでハンバーグ感を出すべく研究し尽くした」ハンバーグで、言われなければこんにゃく入りとはまったくわからない。沖縄のハンバーガーショプA&Wでもパテとして採用、限定販売され好評を博したという。

 極めつけは、ビーフジャーキーをイメージしたという、兵藤さん力作の「カミカミこんにゃくスパイシービーフ味」。こんにゃくを煮込んで味をつけ乾燥させて、さらには桜のチップで燻した商品だ。本物とはまるで別モノだが、かみしめがいがあって、なんだかクセになる。兵藤さんの言うとおり、「ビールのつまみにぴったり」だ。

 ふと事務所を見回すとなぜかフルーツが入った袋がある。

「あ、あれですか。ブルーベリーです」

 「ドライフルーツのブルーベリー風」こんにゃくである。

もはや「こんにゃくの魔術師」兵藤さんによる、ドライフルーツのブルーベリー風こんにゃく。ケーキにもヨーグルトにも使えそう。本当においしいです!

「女性に向けてケーキなんかに使ってもらえたらと。群馬はブルーベリーの産地だし」(兵藤さん)

 食べてみると、ドライにしたブルーベリーに限りなく、味も食感も近くて美味しい。

――これならトーストにのせてもおいしそう!

「そうですね、焼いても変わらないからね。こんにゃくだから」。

「こんにゃくは、なんでも味が付けられるんですよ」

 そして、いまや「噛みごたえ」も自在に変えられるのだという。

 兵藤社長が、最近取り組んでいるのは「こんにゃくを使った海鮮食材」だ。どうせ作るなら高級品を、と目下研究中なのは「アワビ」。

「値の張るアワビだって、こんにゃくなら、お手頃価格で楽しめるじゃないですか」