スマートエイジングライフ
耳より健康トレンド
【第31回】 2015年12月5日
工藤 渉
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中高年からの運動は物足りないくらいがいいワケ

スポーツジム、ウォーキング…
運動不足の人ほど物足りない程度から

 ではどんな運動から始めればよいのか。時間に余裕があるならスポーツジムの会員になり、体力を測定した上で自分向けのメニューを作ってもらうのが手っ取り早い。相手はプロでありジムにも長く通ってもらいたいのだから、無理のないメニューを用意してくれるはずだ。

 ジムは気が進まないという人はまず歩くことだ。医師や専門家もランニングではなくまずウォーキングを薦めることが多い。帰りに一駅手前で降りて歩く、音楽を聴きながら歩く、散歩を兼ねて歩くなど、生活習慣の中に自然に取り入れられ、楽しみながら続けやすい。スピードやフォームなどを考え出せば奥が深いのだが、まずは歩く習慣をつける、歩くことを楽しむことが先だろう。

 無理のない運動といえばロコモティブシンドローム予防のためのものがある。目的や対象を考えれば当然だが決して激しくはなく、それでいて身体をほぐしたりバランス感覚を養う効果がある。ふだん運動していないならこの程度でも充足感があるはず。自分が中高年であり運動不足だという自覚があるのなら、まずはちょっと物足りない程度の運動から始めるのが、無理せず長続きする秘訣のようだ。

(工藤 渉)

参考URL:

ロコモチャレンジ 予防運動

厚生労働省 中高年期の運動の重要性(PDF)

中高年スポーツの注意点


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健康な生活を送るためには、日頃から知識やノウハウの積み重ねが必要だ。忙しい日々の中でついつい見落としがちな「意外に効く健康グッズ」、「無理せずにできる健康法」「世間で注目されている健康情報」など、知っておくとちょっとおトクな健康トレンドをお届けする。

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