以前と比べて活動量は減っているのに食事量は変わらない。
お酒を飲む回数(もしくは量)が増えた。
もう仕方ないか、とメタボ腹も受け入れるようになった。
加齢による体型の変化を後押ししてしまう習慣や思考がある一方で、ランニングをはじめたり、深夜も営業しているスポーツジムに通い始める方がいらっしゃいます。
これまでよりも食事量を減らして、運動量を増やす。つまり、摂取エネルギーを減らして消費エネルギーを増やすようにすれば、体重は落ちていくはず…そう思いますよね。でも、実際には、「落ちない」「何も変わらない」「むしろ体重が増えた」と嘆く方がいらっしゃいます。
体を変えたいと思うのであれば、ある程度の食事制限が大切なのは言うまでもありません。でも、極端な食事制限をしていては、必要な栄養さえも不足して、かえって体脂肪をためこみやすくなっているかもしれません。
痩せない最大の原因は
朝食と夕食にあり!?
たとえば、こんな食生活をしていませんか?
□朝食を抜いている
朝食を抜くということは、長時間の絶食になることになり、少ないエネルギーでも生きていけるように、脂肪をためこみやすい省エネモードに。ダイエット中だからと夜も20時までには簡単にごはんを済ませ、翌日のランチ休憩まで何も口にしないのだとしたら、ほぼ16時間の絶食です。ましてや、時間がないからと、朝食を食べないで運動するのは要注意。朝食を抜いて血糖値や体温が十分に上がらないままで運動するのはかえって不健康なこともあります。仕事帰りにコンビニによって、カットフルーツ、豆腐、ヨーグルトなど、何かひとつでも朝起きて口にできるものを買っておきましょう。