本日のテーマは、早起きにおける「モチベーション」です。「がんばって起きよう!」という根性論では、早起きは続きません。著者の実例をもとに、皆さんも早起きを続けてみてはいかがでしょうか。
続けたい早起き!
どうすれば?
これまで「残業」「短時間労働」について、お話をしてきました。本日のテーマは、「残業をやめる」「短時間労働をする」、どちらにも関わってくる早起きについてです。
この寒い時期、早起きするのはなかなか大変なことです。「あと10分、布団の中でゴロゴロしたい」、こうした誘惑にも打ち勝たなくてはいけません。
そんなときモチベーションになるのは、「夜にやりたいことを見つける」だと、私は考えています。
私は、学生の頃に趣味だった野球観戦に、久しぶりに友人に誘われて球場に行ったことで情熱が再燃しました。「18時のプレーボールには、球場に行けるような生活を取り戻したい」。これが朝型生活を維持する原点となりました。
野球観戦といいましたが、私は広島カープの大ファンで、「カープの試合を見たい!」という思いが、強烈なモチベーションになっています。ものすごく個人的というか、「不純な」動機なのかもしれません。だからこそ、強いモチベーションになるのだと思います。
試合観戦の日は、練習から見たいので開門の16時に間に合うべく、15時には必ず仕事を終わらせます。そのため、朝は6時から仕事開始。だいたいお昼ご飯は食べずに15時まで仕事を行い、球場に16時に着いてからランチを食べていました。
野球観戦のために早上がりをするようになって、「野球のせいだ」と言われるのが嫌で、仕事は早く終わらせても質は落とさないよう苦心しました。後ろ指はさされたくないので、より緊張感をもって仕事をするようになりました。今年は79試合を見に行きました(今年のペナントレースの試合数は143です)。
私のこの趣味は少し偏っていると思いますが、習いごと、資格取得のための勉強、読書の時間、セミナーへの参加など、何か1つ「夜の時間を使ってこれを絶対にやりたい!」と心の底から欲するものを見つけてください。個人的なものや、不純なものであればあるほど、残業をやめ、短時間労働をするための「モチベーション」になると、私は思います。