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ヒントはここにあった!先端ITで日本企業の未来を変える

IoTは消費体験を変え
仕事の生産性を向上させる

安間 裕 [アバナード株式会社 代表取締役]
【第18回】 2016年1月25日
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 そこで、過去のデータを機械学習機能を活用して分析し、「点検の頻度」や「交換部品」などの適正化を図ることが、「Predictive Maintenance」の目的です。加えて、現場への指示機能とも連動させ、効率の良い「保守作業」を実現しています。

 一方、ここでも重要になるのがコストです。せっかく点検業務の生産性を上げ、コストを抑えても、人件費以上にコストがかかっては意味が半減します。

管理者向けダッシュボードのイメージ

 ここで我々が活用したクラウド機能の「Azure IoT Suite」と「マシンラーニング」は、一般的なセンサーで利用されているプロトコル (通信規約) に標準で対応していることに加え、分析機能についても、1回の「Run」が数百円と、とても安価に実現可能です。

 こういった分析を自社のコンピュータで行おうとすると、これまでは高価な機器が必要となっていました。しかし今では、クラウドによる「割り勘勝ち」の結果、複雑な分析でも非常に安価に行えるようになっています。

 これも、IoTがもたらした様々な革命の1つだと思います。「Predictive Maintenance」は、エレベータだけでなく、ほぼすべての機器のメンテナンス業務に活用可能です。今では世界はもとより、日本でも非常に多くの引き合いをいただいています。

 これらの例のように、IoTと機械学習の組み合わせによる業務改革は、少し工夫するだけで皆さんの業務の生産性を飛躍的に向上することが可能です。ぜひ、IoTのもたらす新たな価値を活用し、世界に負けない生産性を手に入れていただきたいと思います。

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安間 裕
[アバナード株式会社 代表取締役]

団体系保険会社、外資系商社を経て、1998年にアクセンチュアに入社。その後外資系広告代理店を経て2001年に再度アクセンチュアに入社、アクセンチュア・テクノロジー・ソリューションズの設立に携わり2002年8月に同社代表取締役社長に就任。2009年アクセンチュア執行役員アウトソーシング本部長、2010年執行役員ビジネスプロセス・アウトソーシング統括本部長を歴任。副社長としてフューチャーアーキテクトの経営に携わった後、2014年4月にアバナードに入社。1982年明治大学文学部文学科フランス文学専攻卒。1959年生まれ。

ヒントはここにあった!先端ITで日本企業の未来を変える

IT業界のフロントランナーである筆者が、日本企業の経営やビジネスの最前線で働く人々に向けておくる連載第2弾。昨今のITで起きていることを、いわゆる「Buzz Word(はやり言葉)」としてではなくビジネスの言葉で解説。客観的データを基にした冷静な分析で、今日から仕事への意識を変えられるヒントを提供する。

「ヒントはここにあった!先端ITで日本企業の未来を変える」

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