アンケート調査によると、経歴を詐称した人、もしくは盛った人を見たことがある人の割合は19.5%。おおよそ2割の人が「ホラッチョ星人」を目撃していることになる。通常のアンケート調査だと2割は少ないと思えるかもしれないが、内容が経歴詐称だけに、著者の感覚からすると「かなり多い」という印象を受けた。まさに、ショーンK氏の問題は氷山の一角に過ぎなかったのだ。

全国200人アンケート調査で判明
「学歴」に詐称が集中する理由

 調査では、次のようなエピソードが報告された。

「九州の私立大卒なのに、九州大学卒と偽っている人がいました。大学の名前が紛らわしいので九大と勘違いする人が多かったのですが、本人は訂正せず、周りから『スゴイね』と言われて得意げでした」(35歳・女性)

「地方の私大卒なのに、国立大学出身と騙っていた。最初は本当のことを言っていたが、途中から卒大を偽るようになっていった」(52歳・男性)

「野球の強豪校にいたとウソを言っている人を見たことがある」(51歳・男性)

「転職を有利に進めるため、経験のない経理の職歴を偽っていた」(38歳・男性)

「芸能人と知り合いだと言っていたが、実際にその芸能人に確認したら全く知らない人だと言っていた」(29歳・男性)

「会社の採用試験時に、課程を修了していないにもかかわらず、卒業あるいは出身したかのように詐称している人がいました。正規入学ならまだしも、科目履修生だったので、詐称です」(50歳・男性)

「もともと都内に住んでいて高校の途中で田舎に引っ越したことを言えず、そのまま都内の学校を卒業したことにしていた人がいた」(31歳・女性)

 今回の調査では、学歴詐称の目撃談が圧倒的に多かった。「プログラミング」などの職歴を詐称したケースもあったが、「実際に開発させてみれば、すぐにわかる」という意見もあり、職歴よりも“ブラックボックス化”しやすい学歴に詐称の手口が集中しているようだ。