本書の目的3:人の育て方がわかる本
「こういうふうに育てられたかった。タイムスリップできたら親に渡したいくらい」
最後に申し上げたいのが、本書は「人の育て方」を考える本だということだ。本書は単なる「育児の本」では終わらない。むしろ、「ビジネスでも社会人でも共通する、「人の育て方」というより大きなテーマを扱っていることが、読者の皆様からの感想文からも伺い知れる。
ここで多くの読者の方々が言葉を寄せてくれているよう、本書は表面的には育児本だが、本質的にはビジネスの現場での「人の育て方」を論じている。
また、自分自身の主体性やリーダーシップを伸ばすための、リーダーシップ本、自己啓発書としても、幅広く受け入れてくださっていることに、感謝申し上げたい。
実際に、本書の1章から7章までのトピックや小見出しをお読みいただくと、本書は単なる育児本ではなく、ビジネスの現場でのコーチングや人材育成を意識した内容であることを実感していただけることだろう。