本書の目的1:親の愛情がわかる本
「自分が親から受けた愛情にいろいろと気付かされた」

 さて、気を取り直して読書メーターである。
 現在、『一流の育て方』は、この読書メーターで数多くのレビューを頂いているが、中でも多いのが「親にどれだけ自分が愛されて育ったかがよくわかり、親への感謝で泣けてきた」というメッセージだ。

(以下、「読書メーター」より読後感想)

久しぶりに夢中になって読み進めた一冊。読み終わって何よりも実感したのは、「俺も両親にめちゃくちゃ愛されて育ったなぁ」ってこと。自分の意思を尊重してくれた両親に感謝しきれません。
自らを振り返り、無償の愛情、勉強への動機づけ、感謝としつけなど、本書で紹介されている実に多くの育て方を実践してもらっていたことに気づき、改めて親に感謝。
タイトルとは異なり、非常に暖かで愛のある一冊だと思う。軽い気持ちで「流行りの子育て本」という観点で手に取ったのだけど、色々と学ぶことが多かった。ミセス・パンプキンの言葉を読み進めるにつれて、自分が親から受けた愛情にいろいろと気付かされた。
正論です。タイトルはちょっと大仰ですが、具体例が多く結構参考になりました。思えば自分も勉強を強制されなかったからこそ頑張れたのだと、今更ながら自分を信じてくれた親に感謝。息子にもそうしようと思います。

 このように、本書への読書感想で非常に多かったのが、「自分が親から受けた愛情の深さが身に染みて思い出され、親に感謝した」というものである。
 実際に私の友人・知人も、私に本の感想文を送ってくれる時、「両親から受けた愛情を思い起こして、最後は号泣してしまった」という反応が非常に多かった。

絶賛発売中!『一流の育て方』(ムーギー・キム、ミセス・パンプキン著、1600円+税、ダイヤモンド社刊)

 本書の中で紹介している「子どもが感謝している育て方」が、自分自身が受けてきた家庭教育と共通していることが多いことに気付き、いかに自分が愛されてきたのかを思い起こしてくれる方が多い。

 日ごろ忘れがちな親から受けた愛情であるが、本書で目にする「子どもにありったけの愛情を注いでいる両親の姿」に、自分自身の両親の姿を重ね合わせるのだという。

 本書の第一の特徴は、「親から受けた大きな愛情を思い起こせる」ことにある。結果的に親孝行する人が増えれば、著者にとって望外の喜びである。