本書の目的1:親の愛情がわかる本
「自分が親から受けた愛情にいろいろと気付かされた」
さて、気を取り直して読書メーターである。
現在、『一流の育て方』は、この読書メーターで数多くのレビューを頂いているが、中でも多いのが「親にどれだけ自分が愛されて育ったかがよくわかり、親への感謝で泣けてきた」というメッセージだ。
(以下、「読書メーター」より読後感想)
このように、本書への読書感想で非常に多かったのが、「自分が親から受けた愛情の深さが身に染みて思い出され、親に感謝した」というものである。
実際に私の友人・知人も、私に本の感想文を送ってくれる時、「両親から受けた愛情を思い起こして、最後は号泣してしまった」という反応が非常に多かった。
本書の中で紹介している「子どもが感謝している育て方」が、自分自身が受けてきた家庭教育と共通していることが多いことに気付き、いかに自分が愛されてきたのかを思い起こしてくれる方が多い。
日ごろ忘れがちな親から受けた愛情であるが、本書で目にする「子どもにありったけの愛情を注いでいる両親の姿」に、自分自身の両親の姿を重ね合わせるのだという。
本書の第一の特徴は、「親から受けた大きな愛情を思い起こせる」ことにある。結果的に親孝行する人が増えれば、著者にとって望外の喜びである。