「週刊ダイヤモンド」4月30日・5月7日合併号特集「お金の賢者と愚者 その境目はここにあった!」より、誌面に載せきれなかった各種データを公開します。(『週刊ダイヤモンド』データ分析担当 小島健志)
『週刊ダイヤモンド』4月30日・5月7日合併号の第一特集は「お金の賢者と愚者 その境目はここにあった!」です。本特集では、年収300万円未満から1500万円未満までの5000人に対して意識調査を行いました。
年収が多いからといって、必ずしも幸せとは限りません。そこで、「仕事」「資産」「仮定」「余暇・休暇」「社会貢献・地域活動」の5項目について満足度を尋ね、「人生の満足度」と年収の関係も調べました。
その結果、回答者を次の4つのタイプに分類することができました。
・年収が高く人生の満足度も高い「金持ち賢者」
【平均世帯年収1305万円、総合満足度6.7】
・年収はそれなりだが人生の満足度が高い「庶民賢者」
【平均世帯年収637万円、総合満足度6.4】
・年収は高いのに人生の満足度が低い「金持ち愚者」
【平均世帯年収1270万円、総合満足度4.0】
・年収も人生の満足度も決して高くない「庶民愚者」
【平均世帯年収582万円、総合満足度3.6】
特集誌面では、この4タイプがお金とどう向き合い、どう使っているか、詳しいデータを掲載していますが、ここでは誌面に盛り込むことのできなかった結果を紹介していきます。
【1.教育費】
あなたは子ども1人あたりの教育費(留学等含む)にどの程度まで費用をかけてもいいと思いますか。
ご覧の通り、年収が高いほどかける教育費も高いという結果になりました。
【2.電力自由化】
あなたは4月から始まる電力自由化において、地元の電力会社から他に乗り換えを考えていますか。
どの層でも興味が高いですね。年収が高くても、電力料金削減には熱心のようです。
【3.携帯電話料金】
あなたは日本の携帯電話料金は高いと思いますか。
年収が高くても、携帯電話料金には不満が高いですね。ほとんどの層も80%以上が高いと答えています。