約3年の月日をかけて、伝説の名著3部作・計4冊2000ページ超がたった1冊に凝縮された『最強のコピーライティングバイブル』がついにリリース。発売たちまち重版出来となった。
鉄板の法則を「骨」とし、国内成功24業種100事例で肉づけした著者の横田伊佐男氏。
「Amazonランキング大賞2016上半期【ビジネス・経済】ベスト10」にランクインした『稼ぐ言葉の法則』著者で、「日本一のマーケッター」の神田昌典氏が「今後100年、歴史に刻まれる名著」と断言した『最強のコピーライティングバイブル』から、コピーライティングの極意をこっそり紹介してもらおう。

テスト検証の絞り方

1.テスト項目(何を評価するのか)
 テストは、最低2種類、もしくはそれ以上のクリエイティブを同条件で一斉配信する。

 そして、売上やレスポンス順に並べ、効果の高かったクリエイティブに「共通する特徴」、効果が高かったクリエイティブのみにある「特異性」を抜き出すのだ。

 たとえば図の場合、A、B、C、Dの4種類のクリエイティブテストをして、順位別に並べる。
 高レスポンスと低レスポンスがくっきり分かれていれば、低レスポンスはとにかく無視する。
 高レスポンスクリエイティブ群の「共通する特徴」、1位のクリエイティブにのみ存在する「特異性」を抜き出すことが、テストのゴールになる。

 では、いったい何をテスト項目として評価するのか?

『ザ・コピーライティング』の152ページでは、以下の8項目を評価項目として掲げている。

 下記8項目の中で、どの項目のどの要素が効き(成功例)、効かなかったか(失敗例)を記録しなさいということだ。