注意!「睡眠」前にしてはいけないこと5つ

 最良の睡眠を手に入れるためには、「避けなければいけない」ことも。次の5つに注意すれば、質のよい「痩せ体質」になる最高の睡眠を手に入れることも可能です。

1.白い光を「5分」以上見ない
 少なくてもベッドに入る30分前には明るい光を浴びない。テレビ、スマホ、タブレットなどの画面が発する白色光を5分浴びるだけでもメラトニンの生成を何時間も止め、睡眠の質を台無しにしかねません。

2.脳を興奮させるものを見ない
 テレビで暴力描写などの視覚的刺激を与えると、闘争・逃走モードがら脱しにくくなります。リラックスしながら寝るためには、脳を興奮させる映像は厳禁。

3.2時間前の運動は禁止
 ベッドに入る2時間前はヨガなどのリラクゼーション以外の運動はNG。運動は活力を高め、コルチゾール濃度を上昇させてしまうので、心地よい睡眠とは程遠い結果に。

4.カフェインは「8時間前」から控える
 午後2時以降、または就寝の8時間前はコーヒーは飲まないこと。エネルギーを高め、脳内の炎症を防ぐことで認知機能の衰えを軽減し、アルツハイマー病の発症リスクを抑えるという、カフェインが持つメリットを存分に得るためにも、寝る前のコーヒーは控えましょう。

5.23時~2時までの間に寝ない
 22時45分~23時頃、自然に疲れが出る時間帯があり(季節により若干変動する)、このときにベッドに入れば良質な睡眠を得ることができます。しかしそれを逃すと、午前2時まで起きていられるようにコルチゾール主導の「元気回復」が発令。質のいい睡眠のためには、その時間までに眠るか、もしくは午前2時以降に同じ時間を眠ることが効率的なのだとか。

 なんとなく朝目覚めてもだるい、頑張っているのになかなかダイエットの効果が出ないという方は、睡眠から見直すのがいいようです。睡眠中の「燃焼モード」スイッチをオンしてくれる食材と、「睡眠」のNG習慣を守ることによって、「痩せ体質」になれるかも!?

(文/庄司真紀)