食べるだけで痩せる!? 3つのスーパーフード
1.MCTオイル(中鎖脂肪酸)を大さじ1~2杯
MCTオイルは脳の燃料となるケトン体にただちに転換されるうえ、睡眠中に体脂肪の燃焼も助けてくれます。アスプリ―氏は、夕食か寝る前に大さじ1~2杯のMTCオイルを摂っているそうで、結果、「翌朝は頭の回転が早まり、明晰に答えられることに気づいた」とのこと。
ただし、MCTオイルに慣れていない人は、いきなりスタートすると下痢を起こしやすくなるので、まずは何かに混ぜて飲むなど、徐々に慣らしていくのがお勧め。
2.魚油(クリルオイル)を1グラム
オメガ3脂肪酸のひとつ、DHAは、果糖が脳機能に及ぼすマイナス効果を防ぎ、気分をよくして不安やうつ状態を軽減。インスリン感受性を改善し、筋肉の成長を促します。
また、DHAを含有する魚油は、健康な感情を促進する神経伝達物質セロトニンの分泌を助け、睡眠を妨げかねないストレスホルモンの濃度を下げることが研究によってわかっています。アスプリー氏自身がオメガ3脂肪酸のサプリを片っ端から試した結果、「最高の眠りを与えてくれるのはクリルオイル(オキアミオイル)」という結論に至り、「魚油かクリルオイルを夕食時か寝る前に1グラム摂取」することを推奨しています。
3.生はちみつを少量
脳は睡眠中にたくさんのエネルギーを使います。脳の効率的なエネルギー源は肝臓に蓄えられた肝臓グリコーゲンと呼ばれる糖質。脳は筋肉に蓄えられた糖質(筋肉グリコーゲン)を要求するより前に、肝臓グリコーゲンを使うので、実は、寝る前に少量の炭水化物を摂ることは夜間の脳機能をよくする助けになるのだとか。
「生はちみつは肝臓グリコーゲンの蓄えに優先的に使われ、寝る前に少量(大さじ1杯まで)を摂れば、睡眠中の血糖値が上昇し、早く深い眠りに入れるようになる」とアスプリ―氏。
「寝る前にはちみつなんて太りそう」と思ってしまいますが、「生はちみつと一緒にMCTオイルを摂っている限りは、穏やかな脂肪燃焼モードに留まるのに十分なだけのケトン体を生成する」とのことです。