「小さいことほど丁寧に、当たり前のことほど真剣に」
私がマナー講師の養成学校に通っていたとき、先生がこんな質問をしました。
「この中で、普段、外でおトイレに入ったとき、『次の人が気持ちよく使えるように、キレイにしてから出よう』と心がけて、何かをしている人は手を上げて!」
私は、そのときに、手を上げることができませんでした(それどころか、誰ひとり手が上がりませんでした)。
マナー講師を目指している最中だったのに、「見えている部分」にしか心を配れなかったことを、そのときに、とても反省しました。
ANAには、
「小さいことほど丁寧に、当たり前のことほど真剣に」
という言葉があります。
意識さえしないような「小さいこと」「当たり前のこと」を普段から真剣に取り組んでいれば、やがては大きな信頼につながります。
反対に、「小さいこと」「当たり前のこと」を、ないがしろにしたとたん、信頼は損なわれてしまいます。
人生の幸せは、「人間関係の充実」に他なりません。そのために、99%の人がやっていない、たった「1%の習慣」を、たった「1秒」意識することからはじめましょう!
誰からも「気がきく人」と、言われる人になることで、あなたの人生は、大きく、大きく、変わります。