「シメのラーメン」を食べても太らない3つの法則

このたび新著『図解 食べても食べても太らない法』を出版した管理栄養士・菊池真由子氏が教える、「食べてやせる」簡単ダイエット法。第1回となる今回は、飲んだあとのラーメンを我慢しなくても、太らないでいられるすごい方法を紹介していただこう。

飲んだあとにラーメンを食べても
いっこうに構いません

「シメのラーメン」を食べても太らない――そんなすごい法則があります。

 お酒を飲んだあとに、どうしてもラーメンが食べたくなったこと、一度はあるのではないでしょうか。さんざん飲み食いしたにもかかわらず、なぜか最後はラーメンでシメたくなる……その気持ちわかります。

 なぜなら、これは人体の正常な反応だからです。

 お酒を飲むと、肝臓がアルコールを分解しようと働き出します。そのとき肝臓は、炭水化物から得られる糖質をエネルギー源として働きます。お酒を飲めば飲むほど、体の中の糖質はどんどん消費されていきます。

 また、アルコールには利尿作用があるので、体は糖質不足と同時に、水分不足になります。

 だから、ラーメンという糖質と水分が豊富な炭水化物を体が求めることは、単純な反応なのです。不足しているものを補給しようとしているだけにすぎません。

 ラーメンを食べてもいっこうに構いません。そうは言っても、お酒を飲んだあとに脂たっぷりのラーメンを食べるのですから、太らないほうが不思議というもの。

 だからこそ、3つの法則で太らない対策をしましょう。

枝豆は2人前を頼む!
朝食を抜かない!

 まず1つめの法則は、おつまみに枝豆を2人前食べることです。

 枝豆は、低脂肪でビタミンB1、B2が豊富です。ビタミンB1を0.19ミリグラム、B2を0.09ミリグラムとることができます。これらのビタミン類は、炭水化物や脂肪を分解する働きがあります。