• 株式市場にへつらう姿勢?  米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は年明け早々、利上げへの慎重な姿勢と、バランスシートの縮小ペースにある程度柔軟性を持たせる方針を表明している。これは、2019年には0.25%の利上げが2度あり、FRBの資産圧縮は予定通り進められるという予想に反する内容となっている。  FRBの方針転換のきっかけは、2018年終盤の株式市場を中心とするリスク資産の下落とみられる。