3ヵ月待ちの、マンツーマン美容コーチング+ヘアメイクレッスン「ビューティチェンジ」で1000人の女性の変身をお手伝いしてきた姉妹ユニットの姉・山口直美さん(ヘアメイクアップアーティスト)と妹のeriさん(メンタルコーチ)の初の著書「激変!ビフォア・アフター-今のあなたを最も美しく魅せるヘアとメイクの法則」が、発売早々話題となっている。
 本書では、女性30代~40代で、多くの人が経験する「今まで似合っていたものが似合わなくなる問題」を、ヘアとメイクを変えることで解決。40代以降でも驚くほどの美の伸びしろがあることが明らかにしている。
 本書の中から、少し変えるだけで、劇的に洗練された大人になれる、ヘアやメイクの法則とテクをご紹介する。

影になる部分はコンシーラー&ハイライトのWで

【大人の激変ヘアメイク】<br />夜の電車の窓でゲンナリ…。<br />「お疲れ顔」撃退に、<br />“逆ハの字”ハイライト目の下の“逆ハの字”。この部分の影を消し、光を集めることで、若々しくフレッシュな印象になる

 夜、電車の窓ガラスに映った顔を見て、ギョッとするほど老けているとか、ものすごく疲れて見える……と感じたことはありませんか?
 夜の電車の窓ガラスは、凹凸を如実に映し出すので、目の下のたるみなど顔の影になる部分が強調されて、普段よりもお疲れ度がアップして見えるのです。なんとかしなければ、という気持ちになりますよね。
 顔の影を飛ばすのに、強力な効果を発揮するのが、コンシーラーとハイライトです。コンシーラーはシミなど肌自体が暗くなっている部分にはオレンジが有効ですが、目の下のたるみなどによって暗い「影」になっている部分には、まずベージュを使います。だいたい、目頭の下と目尻の下の逆ハの字の部分(目の下の三角ゾーンの上部)が影になっている人が多いので、そこにコンシーラーをのせます。

 そしてファンデなどで整えた後、その部分にさらに、光を集めるベージュのハイライトを指で塗っていきます。
 逆ハの字の目尻側の部分は、ニコッと笑った時に頰の高くなる部分です。この部分に光を集めてツヤ玉を作ると、急に生き生きとしてフレッシュな印象に見えます。また、逆ハの字の目頭側の部分も明るくツヤを出すことで目元がふっくら見えて若々しくなります。
 逆ハの字のハイライトを入れるだけで、マイナス5歳くらいの若見え効果があると言ってもいいくらいです。

ツヤとテカリの違いとは

 なお、時々「ツヤがテカりに見える」という悩みをお聞きします。ツヤとテカりの違いを人はどこで判断しているかというと「毛穴が目立っているかどうか」です。光を集めると陰影がつくため、もともと毛穴が目立つ人はより目立ってしまうというのは否めません。一般的には、みずみずしく健康的なツヤを出すクリームハイライトがおすすめですが、もともとその部分の毛穴が目立つ人は、陶器肌のようなサラサラした上品な肌に見せるパウダーのハイライトを使った方が毛穴が目立たなくなります。
 本書では具体的なおすすめの商品も紹介しています。ぜひ、ご参考にしてください。