デルタ株流行、米国でマスク着用巡る争い再びPhoto:Bill Clark/gettyimages

 新型コロナ変異ウイルス「デルタ株」の感染拡大や米疾病対策センター(CDC)の新たなガイダンスを受けて、米国ではマスク着用ルールを再導入する動きが広がってきた。だが、地元議員や住民がこれに反対するなど、一部では緊張が高まっている。

 ミズーリ州セントルイス郡議会は27日、公共の室内空間でマスク着用を義務づける新規定について、賛成5、反対2で撤廃を決めた。義務づけはサム・ページ郡長が発動したもので、26日から発効していた。民主党メンバー2人が共和党に加わり、撤廃を支持した。