子どもに「赤ちゃんってどこから来たの?」と聞かれて、焦ったことはないか?
生理前後に体調を崩す人を「甘えている」「サボっている」と感じたことはないか?
生理や性の話題を、「口にするのは気まずいもの」と感じていないだろうか?
日本の性教育は世界の中でもかなり遅れており、アジアの中でも中国や韓国のほうが意欲的に取り組んでいるという。その半面、世界のポルノの約6割が日本で作られており、「性産業先進国」とやゆされてきた。
未成年の子どもならともかく、成人している大人であれば、「今さら性教育なんて」と思う人もいるかもしれない。しかし、今からでも性教育を受けておいて損はない。なぜなら、知っておいたほうが絶対「おトク」だからだ。
本連載「100倍明るい家族計画」では、そんな大人たちに向けて、性の分野に詳しいさまざまな専門家の取材を交え、性に関する正しい知識を解説していく。