問題解決力を高める
外資系コンサルの入社試験
定価:1760円(本体1600円+税) A5判/242ページ ISBN:978-4-478-11281-6
コンサル業界の就活で必携の1冊
本書は、コンサルティングファームや総合商社などの選考プロセスで出題される「フェルミ推定問題」および「ケース面接問題」の実践的なトレーニングブックです。
主要な外資系コンサルティングファームで実際に出題された過去問を題材として、コンサル流の問題解決の技術をこの1冊に凝縮しました。
検索すれば過去問題を調べることはできますが、実際に選考を突破した人の思考プロセスや回答の内容、ましてや面接官による質問内容までを詳細に把握することは非常に困難です。
そこで、本書では、実際に出題された30題を題材に、内定者へのヒアリングや現役コンサルタントたちのディスカッションをとおして、他では手に入らない選考突破レベルの回答例を用意しました。
コンサルティングファーム研究会が実施している内定者ヒアリングでは、内定者は事前に最低でも30 問程度のフェルミ推定問題とケース面接問題に取り組んでいることがわかっています。
本書の制作にあたって、コンサルティングファーム各社の出題傾向を分析し、必ず押さえておきたい30問に厳選しました。
この30問をマスターすれば、どんな出題パターンにも対応できるでしょう。
問題解決力を伸ばす最高のトレーニング
「今、この瞬間に何個の野球ボールが浮いているか」
「東京都の通勤ラッシュを解消する打ち手を提案せよ」
これは、実際にコンサルティングファームの採用で出題された問題です。
コンサルティングファームの仕事は、顧客が抱えている問題を解決すること。顧客は大企業から自治体までさまざまで、抱える問題の種類も多岐にわたりますが、どんな未知の問題に対しても、解決の打ち手を提案しなければなりません。
つまりこの独特な入社試験は、志望者の問題解決力を見極める試金石なのです。
なお、問題解決力はコンサルタントだけに求められる力ではありません。
仕事の規模や業種を問わず、あらゆるビジネスで必要とされる普遍的なスキルが問題解決であり、このスキルを身につけることで、効率的でインパクトの大きな仕事を実行できるようになるでしょう。
ぜひスマホを置いて、紙とペンを用意し、実際に出題された入社試験に挑戦してみてください。