
第11回
続・習近平新体制の行方新政権後半の5年に政治改革に踏み切る――日本総合研究所理事 呉軍華
呉 軍華 [日本総合研究所理事]
チャイナ・セブンと呼ばれる中国共産党の最高指導部の顔触れが決まった。保守派が大勢を占めると言われるが、習新政権の後半5年に当たる第二期に政…
2012.12.3
2012年9月29日は、日中共同声明が出され両国の国交が正常化してらから、満40年を迎える。この間、経済の相互依存度は急速に高まる一方、政治や国民感情は親密・対立を繰り返してきた。人間でいえば、不惑の年を迎えたにもかかわらず、足下では領土問題を巡り、両国の国民感情は悪化している。世界第2位と3位の経済規模を持つ、両国の対立はアジアにとっても、世界にとっても、悪影響を及ぼすことは間違いない。長期的な展望に立ち、両国の関係をどう改善していったらいのか。各界の専門家・識者が、中国とどう付き合うかを提言する。
第11回
呉 軍華 [日本総合研究所理事]
チャイナ・セブンと呼ばれる中国共産党の最高指導部の顔触れが決まった。保守派が大勢を占めると言われるが、習新政権の後半5年に当たる第二期に政…
2012.12.3
第10回
中国共産党の第18回党大会が終わり、習近平・李克強新体制がスタートした。東京大学大学院・高原明生教授に、大国の自信と国内の不安定化の双方が…
2012.11.16
第9回
11月8日、中国共産党全国代表大会が開幕し、習近平新体制が誕生する。新体制はどこに向かうのか。国内的には現状を打破し、政治改革を進める一方…
2012.11.8
第8回
大野和基
日中双方が一歩も譲らず、硬直化する尖閣問題をどう解きほぐしていけばいいのか。『日中危機はなぜ起こるのか』の著書もある、米ブルッキングス研究…
2012.10.5
第7回
尖閣列島をめぐる対立で、両国の関係は最悪とも言ってよい状況にある。日本きっての知中派である宮本雄二・宮本アジア研究所代表は、個別の領土がら…
2012.10.3
第6回
興梠一郎 [神田外語大学教授]
日中間の危機的状況をどうすればいいのか。互いにいがみ合い、対立を深めていけば、東アジア全体が「紛争地帯」となり、せっかく築きあげた繁栄も崩…
2012.10.1
第5回
瀧口範子
東京都の尖閣諸島買い取り構想等を契機に領有権問題で日中両国の緊張が高まるなか、中国国内では反日行動が全国的に広がっている。日中の領有権問題…
2012.9.28
第4回
瀬口清之 [キヤノングローバル戦略研究所主幹]
1978年の改革・開放路線以降、中国経済は奇跡的な成長を遂げてきた。その発展経路を振り返り、同国が中所得国の罠に陥ることなく先進国入りする…
2012.9.27
第3回
加藤嘉一
日本の野田政権による尖閣諸島の国有化は、日本国民からすれば「所有者が変わるだけ」の国内的手続きとクールに認識できるだろうが、中国側、特に尖…
2012.9.21
第2回
国交正常化から40年たち、日本にとって中国は脅威とは言えないまでも、「不安な存在」となった。中国の海洋進出が活発化するなかで事故による危機…
2012.9.21
第1回
服部龍二 [中央大学総合政策学部教授]
中国との国交樹立が実現したのは、時の総理・田中角栄、外務大臣・大平正芳のリーダーシップに負うところが大きい。日中国交正常化交渉を振り返りな…
2012.9.19