第134回
「大人の自閉症」に苦しむ人々の希望となるか待望の特効薬が誕生する可能性
池上正樹
「大人の自閉症」回復に向け、光明をもたらすかもしれないニュースが舞い込んだ。自閉症は、これまで薬物による対処療法が中心だった。しかし、マウ…
2012.12.27
「会社に行けない」「働けない」――家に引きこもる大人たちが増加し続けている。彼らはなぜ「引きこもり」するようになってしまったのか。理由とそうさせた社会的背景、そして苦悩を追う。
第134回
池上正樹
「大人の自閉症」回復に向け、光明をもたらすかもしれないニュースが舞い込んだ。自閉症は、これまで薬物による対処療法が中心だった。しかし、マウ…
2012.12.27
第133回
池上正樹
今回の衆議院総選挙の結果を受けて、不安定になっている人たちがいる。自民党が掲げる企業中心の政策や、具体的には「生活保護1割削減」の方針を受…
2012.12.20
第132回
池上正樹
2012年の日本の自殺者数は、15年ぶりに年間3万人台を割り込む見通しであることが明らかになった。一方で、気になるデータもある。『自殺総合…
2012.12.13
第131回
池上正樹
引きこもる人たちに対して感じるのは、ウソをつけないタイプの人が多いということ。そんな性格が仇になり、大学までは順調にもかかわらず、就職でつ…
2012.12.6
第130回
池上正樹
これまでの引きこもり支援は、雇われるためのトレーニングをして“正社員になるのが正しい”という意識が前提だった。しかし今、“雇われない働き方…
2012.11.30
第129回
池上正樹
行政と引きこもり当事者同士が、フラットな関係で対話や交流を楽しもうという“お試しフューチャーセッション”が大阪で行われた。行政の呼びかけに…
2012.11.22
第128回
池上正樹
様々な事情で、一旦レールから外れた人たちの多くは、その後仕事に就くことができないまま、引きこもらざるを得ない日々を送っている。この国で「引…
2012.11.19
第127回
池上正樹
引きこもる子どもを抱える親たちが集まって、情報交換や勉強し合うことは、とても大事なことだ。ただ、周囲の視線が厳しい土地柄の地域ではいまでも…
2012.11.8
第126回
池上正樹
大学までは問題なく卒業したけれど、社会に出たとたん、人間関係や組織への適応などが上手くいかなくなり、仕事に就けずに無職になる。そんな“大卒…
2012.11.2
第125回
池上正樹
約10年にわたって引きこもっていた30歳代の男性が、父親を刺殺した事件の判決が、神戸地裁であった。ふだんは気が小さくて、家庭内暴力もとくに…
2012.10.25
第124回
池上正樹
親と子の意識のずれは、本人が引きこもっているかどうかにかかわらず、根深いものがある。しかし、それぞれが「自分ごと」として振り返ることのでき…
2012.10.18
第123回
池上正樹
得体のしれない不安が、世の中を覆っている。40代の元会社員のAさんはいい人でいようとして、周りの評価を気にする傾向がある。相手に嫌な思いを…
2012.10.11
第122回
池上正樹
今、正社員としてフルタイムで働いていても、もし会社を辞めてしまえば取り返しがつかない。だから休むことはできない――。このように、一度でもレ…
2012.9.27
第121回
池上正樹
前回、2年余りの「引きこもり」歴がある40代前半のAさんが、1年間に300社以上も応募し続けながら、採用が決まらなかったという話を前回紹介…
2012.9.21
第120回
池上正樹
引きこもりしていた中高年たちが、いまの日本で再就職しようと思っても、なかなかうまくいかない。40代前半のAさんの場合、この1年間に300社…
2012.9.13
第119回
池上正樹
過去の体験報告や一方的な講演ではなく、私たちが生きる未来の社会を皆で語り合う。そんな場を提供する「ひきこもり問題フューチャーセンター」が、…
2012.8.23
第118回
池上正樹
約30年の引きこもりの末、自宅で姉を刺殺したとして、殺人罪に問われた42歳男性の裁判員裁判の判決が、波紋を呼んでいる。裁判長は、「精神障害…
2012.8.9
第117回
池上正樹
ある特定の場面になると、何も話せなくなる「緘黙(かんもく)」から、長期間のひきこもりになる人が、実は水面下に数多いことがわかってきた。これ…
2012.8.2
第116回
池上正樹
ある特定の場面になると何も話せなくなる「場面緘黙症」や、すべての場面で話せなくなる「全緘黙(症)」の状態から、長期間「引きこもり」状態にな…
2012.7.26
第115回
池上正樹
親子で本心を話し合うことができない引きこもり問題は、なかなか根が深い。しかし先日筆者は、「フューチャーセンター」と呼ばれる「創造的な対話」…
2012.7.19