経産省解体は難しくない
岸 博幸
私がかつて20年ほどお世話になった経産省は、原発事故以来、菅首相の攻撃対象としてすっかり悪者になってしまった。しかし、問題が多いのも事実。…
2011.7.15
メディアや文化などソフトパワーを総称する「クリエイティブ産業」なる新概念が注目を集めている。その正しい捉え方と実践法を経済政策の論客が説く。
岸 博幸
私がかつて20年ほどお世話になった経産省は、原発事故以来、菅首相の攻撃対象としてすっかり悪者になってしまった。しかし、問題が多いのも事実。…
2011.7.15
岸 博幸
松本前復興相の辞任や停止中の原発の再稼働を巡る混乱など、政治的な混乱から菅政権の限界が露呈しているが、既に政策面でもこの政権の限界は明らか…
2011.7.8
岸 博幸
菅首相が目指す脱原発と再生可能エネルギー普及という方向は正しいのに、電力会社と経産省がそれを妨げる“抵抗勢力”となっている、といった論調が…
2011.7.1
岸 博幸
真偽の程は定かではないが、菅首相が8月に脱原発解散総選挙に打って出るとの噂が永田町を駆け巡っている。ただでさえ問題だらけの再生可能エネルギ…
2011.6.24
岸 博幸
今回の原賠機構法案は酷いとしか言いようがない。筆者も機構を設立すること自体には賛成だが、問題はとにかく中身だ。最大の問題点は、被災者の救済…
2011.6.17
岸 博幸
被災者向けの仮設住宅について、大畠国土交通相は「8月前半には必要個数を完成させられる」との見通しを明らかにしました。これだけ聞くと、順調に…
2011.5.27
岸 博幸
最近になって急に、官邸の政治家が発送電分離について発言をするようになり、菅首相も会見で言及しました。しかし東電賠償スキームとは矛盾しており…
2011.5.20
岸 博幸
プロセスは杜撰で、実は原子力推進を前提としている浜岡原発停止。そして、市場のルールを無視し、かつ電力供給の独占体制を維持しようという東電救…
2011.5.13
岸 博幸
この大型連休中も、政府内では福島原発事故の被害者に対する損害賠償(補償)のスキームに関する検討が行われていた。政府は連休明けの5月10日の…
2011.5.6
岸 博幸
東北の復旧・復興に関する議論では、ゼロから新しい理想の姿を描くべきといった正論がよく聞かれます。しかし、将来の電力供給に関しては、基本的に…
2011.4.29
岸 博幸
東電への政府支援策が、ほぼまとまりつつあるようです。そのポイントは被害者への補償金支払いを支援するための新機構の設立です。しかし現時点で判…
2011.4.22
岸 博幸
原発事故の補償というと農業や漁業のことばかりですが、地方都市の生活を支えてきた商工業についての議論があまりに少ない気がします。原発事故に苦…
2011.4.15
岸 博幸
東日本大震災の被災地の方々が復旧に向けて大変な思いを続け、また福島第一原発がまだ落ち着かない状況であるにもかかわらず、予想されていた良くな…
2011.4.8
岸 博幸
政府は福島第一原発から20~30キロ圏の住民に対して自主避難を促す一方で、民間企業には行政指導的な圧力をかけて同域内での通常の経済活動を強…
2011.4.1
岸 博幸
東日本大震災は製造業のグローバル・サプライチェーンに大きな影響を及ぼしていますが、重要なのは、世界の企業は震災からの復興を待ってくれるほど…
2011.3.25
岸 博幸
経済運営で最優先すべきは被災地への復興支援です。被災地の人命と生活が何よりも優先されることは当然です。しかし、それに加えて政府は、日本全体…
2011.3.18
岸 博幸
3号主婦年金問題が国会で大きな問題となっています。年金の切り替えを忘れて保険料が未納となっている主婦をどう救済するかという問題も当然重要で…
2011.3.11
岸 博幸
来年度予算案の年度内成立は確実になったが、予算関連法案の成立のメドは立っていない。本来、こうした状況では内閣の存続が危ぶまれるはずだが、官…
2011.3.4
岸 博幸
国家が“ネットの自由”を認めない場合に、反体制派が抵抗するのは自由ですが、それは内政の問題のはずであり、米国が原則論として振りかざすのは内…
2011.2.25
岸 博幸
今回のネットバブルの本質は、マスコミよりもむしろユーザーその人からローコストなコンテンツを搾取して、そのコンテンツをユーザー間で過剰に共有…
2011.2.18