
第22回
【真壁昭夫×浜矩子 特別対談】ユーロ後の世界経済を読み解く(下)「基軸通貨不在の動乱時代がやって来る世界が引きこもり化しないための最終解」
債務危機の火種が燻るユーロ圏が近い将来万一崩壊すれば、世界の新しい通貨・経済体制はどうなるか。前回に引き続き、真壁昭夫・信州大学教授と浜矩…
2012.11.2
リーマンショックから3年。未曽有の危機を脱するために各国が積み増した債務の山は、ソブリンデフォルト(国家債務不履行)のリスクを高め、世界経済の先行きに重くのしかかっている。世界はこの歴史的難局にどう対処すればよいのか。国内外の識者と共に、処方箋を探る。
第22回
債務危機の火種が燻るユーロ圏が近い将来万一崩壊すれば、世界の新しい通貨・経済体制はどうなるか。前回に引き続き、真壁昭夫・信州大学教授と浜矩…
2012.11.2
第21回
欧州債務危機の出口が見えないなか、ECBは無制限の国債買い入れを行なうと発表した。しかし、制度疲労を起こしたユーロ圏にとって、それは対処療…
2012.10.26
第20回
10月18~19日に、EU首脳会議が開かれる。現状では、市場は大混乱しておらず、問題は長期化の様相を見せている。問題を長期化させることを可…
2012.10.17
第19回
いよいよ17日にギリシャの再選挙が行われる。財政緊縮路線を堅持するか、さもなくばユーロを離脱するか、選択肢は狭まりつつあるが、結論の先延ば…
2012.6.15
第18回
ギリシャに続いてユーロ第3の大国イタリアの国債まで金利が急上昇した。市場に狙われた理由は3つある。イタリアが金融支援を受ける事態は回避でき…
2011.11.18
第17回
先週末のG20はギリシャ情勢に翻弄され、欧州支援の具体策には踏み込めなかった。いまやユーロ財政危機は4つの悪循環にはまりつつある。抜本的解…
2011.11.7
第16回
岸田英樹
27日未明、ユーロ首脳会議は、欧州債務危機克服に向けた包括策を決定した。これによって危機の進行には歯止めがかかった。だが、本当の意味でユー…
2011.10.28
第15回
混迷を極める欧州債務危機問題。その背景にあるのは、ユーロ体制自体が持つ深い構造的欠陥だ。では、その構造的欠陥とは一体何か。クリントン政権下…
2011.10.27
第14回
大手格付け機関により日本国債の格下げが行なわれたのは、今年2度目となる。欧州危機や米国債のデフォルト騒動を経て、危機的な財政難に直面してい…
2011.9.29
第13回
現在、世界経済の最大のリスクはユーロ。どのような着地になるのか、いまだ先行きが見えない。その中で、特効薬や決定打はないとしても、震災復興と…
2011.9.28
第12回
リーマンショックは世界経済にリスク回避、不確実性の高まり、実需の大幅な減少をもたらした。これに対応しようと発動された財政・金融政策は予想外…
2011.9.27
第11回
深刻化する欧州とアメリカの財政危機問題は、震災からの復興に向けて動き出した日本経済に水を差しかねず、今後の影響が懸念される。しかし、先進国…
2011.9.2
第10回
超低金利・低成長に陥った日本の姿と重なる米国の袋小路は世界経済の前途への悲観論を否応なく高める。しかし、サブプライムローン問題についていち…
2011.9.1
第9回
FRBが金融緩和の継続を発表しても、世界の市場は不安定な動きが続き、世界的な景気後退の懸念も払拭できない。リーマンショック後、大規模な経済…
2011.8.19
第8回
ギリシャ危機は、欧州財政を統合しなければ、ユーロは存続できないのではという疑念を呼び起こした。だが、もっと簡単な道はある。各国政府が無責任…
2011.8.15
第7回
米国債の格下げによって暴落を演じたマーケットは、金融緩和の持続を決めたFOMCの声明により、小康状態を保っている。しかし、根深い米国リスク…
2011.8.11
第6回
中国の米国債離れの可能性を、米連邦政府関係者らはあり得ない話と決めつける。しかし、それは傲慢というものだろう。内需シフトへの中国の並々なら…
2011.8.8
第5回
米国の債務上限引き上げ協議が土壇場で与野党合意に至り、米国債のデフォルトは回避された。しかし格下げ懸念は残り、欧州債務問題とのダブルパンチ…
2011.8.2
第4回
欧米で同時に噴出したソブリンリスクは、金融市場に言い知れぬ不安を与えている。ギリシャ危機が一応の終息を見る一方、米国の債務上限引き上げ議論…
2011.8.1
第3回
連邦債務の法的上限引き上げを巡る与野党の協議が難航し、米政府が一時的なデフォルトに陥る懸念が高まっている。そのとき、市場や経済にどのような…
2011.7.28