名門製紙 崩壊の全内幕

四国の名門・丸住製紙は、なぜ倒産へ追い込まれたのか。新聞用紙市場の急縮小、縦割りで鈍重な社風、創業家トップの決断力不足――。複数の致命傷が折り重なり、経営破綻の約1年前に策定された「3年黒字化計画」は画餅に帰した。コンサルティング大手、経営共創基盤が描いた“極秘再建プラン”の裏側、地方銀行や大手銀行も巻き込んだ巨額の融資の焦げ付き、そして倒産後も続く迷走。ダイヤモンド編集部が独自入手した内部資料と関係者の証言を基に丸住製紙破綻の内幕を明らかにする。

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