太田三津子
最終回
マイホーム探しで物件を絞り込むうち、夫と妻の意見や好みが合わずに険悪な雰囲気に…。よくある話である。しょせん不動産に関して“しろうと”の2人なのだから、多くの場合時間の無駄。信頼できるメンターを探そう。

第11回
家を買うのに、夫婦ゲンカが避けられないというわけではもちろんない。工夫次第で、マイホーム探しは快適なミニイベントになる。では、どうすれば…? 経験に裏づけられたそのコツと考え方を先輩に教わろう。

第10回
夫婦として長年連れ添っている“相方”であっても、その価値観のすべてがわかっているとは言いがたい。男と女には埋められない思考回路の溝も…。だから、マイホーム探しの前に改めて踏まなければならない手順があるのだ。

第9回
「今が売りどき」と、マイホーム売却を考えていたとしても、妻が猛反対する…、そんなケースが少なくない。一方、子育てが終わった団塊の世代では、「家」に対する考え方が男女で逆転するケースが多い。

第8回
最近、分譲マンションのモデルルームや住宅展示場では「母親つき」カップルが増えている。新婚カップルだけではない。30代、40代の娘と母親という組み合わせも少なくない。

第7回
人が集まれば、意見の対立は当然出てくる。マンション内の対立は家族も巻き込んでしまう。近所関係がうまくいかないと日々の暮らしが楽しくないばかりか、小さなことも大きなトラブルになりかねない。

第6回
マイホーム取得時は、お札に羽がはえたようにバサバサとお金が飛んでいく。多くの場合、その使い手は妻のほう。日常のサイフと違って、とめどもなくサイフのヒモが緩む「マイホーム買い物症候群」にかかってしまう。

第5回
雑誌や新聞などで、「マイホーム取得、今がチャンス」といった特集記事がよく組まれる。ところが、長い目で見るとタイミングによる損得ってそれほどないのである。

第4回
小さなお金の損得に敏感なのが、多くの女性が持つ性質の一つと言える。家の買い替えで「小さな損」が出てしまったとしても、極力それを知られないようにすべき。逆に「大きな得」を強調することが成功につながる。

第3回
小さなお金の損得に敏感なのが、多くの女性が持つ性質の一つと言える。家の買い替えで「小さな損」が出てしまったとしても、極力それを知られないようにすべき。逆に「大きな得」を強調することが成功につながる。

第2回
マイホームを巡る夫婦の意見の食い違い。その多くが「男は論理、女は感覚で判断する」という男女の違いにある。これを助長するのが、会社と違って家庭では意志決定プロセスや上下関係が曖昧なこと。 マイホーム選びで一番多いのが「情報収集と資金計画などのお膳立ては夫、決めるのは妻」というパターンだが、これって何かに似ていない? そう、社長と部下の関係である。 「周到な準備」と「的を射たプレゼン」。ビジネスもマイホームも成功のポイントは同じだ。

第1回
マイホームを買う際に「妻を説得するのは、どんなクライアントを説得するより難しかった。心身ともに消耗しましたよ」という声がある。「男は論理、女は感覚」。この違いに気づかないと一向に夫婦の意見はまとまらず、ストレスが高じるばかりだ。資産価値、面積、間取り、管理状態など、住宅の購入に至るまでにチェックすべきポイントは数多い。だが、これらの条件をクリアしたとしても、妻にNGをくらうことがある。女性の鋭い「感覚」――これは強敵だ。
