2014.2.4 エネルギー基本計画に原子力をどう位置づけるか 原案の重要ポイントと解決すべき三つの課題――澤昭裕・21世紀政策研究所 研究主幹、国際環境経済研究所所長 震災後、法的根拠のない原発の停止などで、原子力政策は混乱を極めた。政府はこの混乱を脱し、揺れつづけたエネルギー政策議論に一応の決着をつけることを目指すが、原発については、未だに方針が不透明なままだ。
2013.9.24 電力システム改革は原子力問題を複雑化させる――澤昭裕・国際環境経済研究所所長、21世紀政策研究所研究主幹 自由化政策は原子力政策との両立に困難な課題を突きつける。原子力発電には巨額の初期投資と長期的な資金調達による設備投資が必要で、そのためには、自由化によって廃止される総括原価方式による料金規制や地域独占による安定的な収入が必須だから…