岡浩一朗

(おか・こういちろう)
早稲田大学スポーツ科学学術院教授

1970年生まれ。早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)を取得。
研究分野は健康行動科学、行動疫学。特に運動不足の弊害、今日の日本人の老若男女を問わず運動不足を、無理なく解消させる方法を研究テーマにしていて、国民の健康寿命を延ばすことへの関心の高さから、研究動向が注目されている。
近年は欧米で先行している座り過ぎの健康被害に関する研究の第一人者として脚光を浴び、NHKの「クローズアップ現代」「あさイチ」、日本テレビ系列「世界一受けたい授業」などの、いずれも座り過ぎの弊害に迫った特集にて解説者として出演。大きな反響を呼んだ。

第5回
追跡調査で判明、1日10分の◯◯で3年後の学力に大差が!
岡浩一朗
糖尿病や高血圧、ガンの原因にもなる「座りすぎ」の恐怖(第1回、第2回参照)。その怖さを理解しつつも、つい座りすぎでしまうデスクワークの人々に、立って仕事できる環境を作ることで健康面に好影響を与えたこと、それだけではなく、仕事の生産性もアップしたことを前回お伝えした。このように、立ち上がることは脳の活性化にもつながる。そして、それは子供の学力向上につながることがわかってきた。今回は座りすぎ研究の第一人者、岡浩一朗・早稲田大学スポーツ科学学術院教授の著書『長生きしたければ座りすぎをやめなさい』から、立つことで子どもの学力もアップするメカニズムや研究結果について紹介する。
追跡調査で判明、1日10分の◯◯で3年後の学力に大差が!
第4回
グーグルもフェイスブックも導入、立って働くほうが疲れず生産性も上がる理由
岡浩一朗
米国シリコンバレーや北欧では、「立ってデスクワーク」をするオフィス作りが進んでいるのをご存じだろうか。最新ニュースに敏感な人なら、立ってパソコン作業をする画像等を見て記憶に残っている人もいるだろう。連載第1回目で説明したように、座りすぎが糖尿病や脳梗塞、ガンなどの原因にもなっていること。加えて立って仕事することで、生産性が上がることも実証されている。
グーグルもフェイスブックも導入、立って働くほうが疲れず生産性も上がる理由
第3回
30分のデスクワークや運転でも血液ドロドロを招く座りすぎの恐怖
岡浩一朗
日本人が座りすぎ世界1位なのは前回お伝えしたとおり。第1回目で説明したように、座りすぎが糖尿病や脳梗塞、はてはガンの原因にもなっていることが判明した今日、改善が急がれる。だが、日本人の座りすぎとなる原因を探ると、そこは日本人の「働き過ぎ」ということに行きつく。仕事とはいえ、座りすぎが命の危険に直結することを自覚するためにも、座って仕事をすることの恐ろしさを認識しよう。
30分のデスクワークや運転でも血液ドロドロを招く座りすぎの恐怖
第2回
食事や運動より○○の見直しで、健康寿命はカンタンに延びる!
岡浩一朗
いま、国内外のメディアが盛んに取り上げる「座りすぎ」の問題。前回は、世界中で注目を集めるに値するほど、座りすぎが健康に与える影響が深刻なことをお伝えした。毎日の習慣化してしまった座りすぎが、糖尿病、高血圧、心血管疾患、そしてガンといった死に直結する大病を招いていることに衝撃を受けた人もいるでしょう。でも、この問題を最も申告に受け止めるべきは日本人です。なぜなら日本人は世界一座っている時間が長い国民だからです。それでも、「私は営業職で座る時間は少ない」と思っている人もいるかもしれません。しかし、多くの日本人は正確に計測すると起きている時間の半分以上を座ってすごしていることが多いようです。はたして、あなたはどれくらい座りすぎているのか?
食事や運動より○○の見直しで、健康寿命はカンタンに延びる!
第1回
調査データが証明!「座りすぎ」はガンや糖尿病に直結する
岡浩一朗
「1時間座るごとに22分あなたの余命が縮む」といった衝撃的な研究結果など、「座りすぎ」による健康悪化が世界中で話題となっています。日本でもネットの記事や、NHKの「クローズアップ現代」「あさイチ」、日本テレビ系列の「世界一受けたい授業」などで特集され関心を集めました。ご覧になり驚きと危機感を持った方もいるでしょう。
調査データが証明!「座りすぎ」はガンや糖尿病に直結する
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