西野智紀

HONZ

1992年生まれ、長野県出身。大学卒業後、ぽつぽつ書いていたブログ「活字耽溺者の書評集」をきっかけに仕事の話をいただき、以後書評家を名乗る。産経新聞、週刊読書人ほか、いくつかの媒体に寄稿。海外文学(ミステリ、サスペンス等)の紹介が中心だが、基本はフィクション、ノンフィクションを問わず濫読。好きなジャンルは、事件、ルポ、自然科学などの探求(探究)もの。

夢と睡眠の秘密に迫る科学、こんな時だからこそゆっくり分析
西野智紀
まさかなるべく家に引きこもってろと叫ばれる時代が到来するとは思わなかった。自宅で余暇をどう過ごすか悩んでいる人もそうでない人もこの際ゆっくり分析してみてほしい娯楽(?)がある。夢である。将来の夢ではなく、寝ている時に見る夢のほうだ。
夢と睡眠の秘密に迫る科学、こんな時だからこそゆっくり分析
「生まれてきたことが苦しい」あなたのために書かれた処方箋
西野智紀
告白しよう。評者はずっと、なるべく他人と関わりたくないと祈りながら生きてきた。楽しいことも悲しいことも何も経験したいと思わない。誰かと揉めたり争ったりするなどもってのほかだ。人生の糧になる? 知るか。全部ストレスだ。願いは一つ、社会的接点を一切放棄して、永遠に寝床で布団にくるまっていたい……。
「生まれてきたことが苦しい」あなたのために書かれた処方箋
日本人宇宙飛行士12人の証言、「懐かしかった」から「普通だった」まで
西野智紀
立花隆『宇宙からの帰還』から四半世紀以上が経ち、今ではアメリカとロシアだけでなく世界各国から宇宙飛行士が誕生した。日本からは現在までで12人が宇宙へと飛び立った。この日本人宇宙飛行士たちに、立花氏と同じ着眼点から取材を敢行したのが本書『宇宙から帰ってきた日本人 日本人宇宙飛行士全12人の証言』である。
日本人宇宙飛行士12人の証言、「懐かしかった」から「普通だった」まで
SNSと距離を置き人間らしく生きる哲学、「膨大な弱いつながり」は必要か
西野智紀
フェイスブックやツイッターといったデジタルテクノロジーから距離を置くメソッドを紹介し、孤独に思惟思索をしたり趣味に耽溺したりする時間をつくって人間らしく生きようと提起する一冊である。
SNSと距離を置き人間らしく生きる哲学、「膨大な弱いつながり」は必要か
「野良ネコ」は可愛いけれどこんなに危険!動物を襲撃、感染症を媒介…
西野智紀
増加するペット由来の野放しネコ(イエネコ)が生態系、環境、公衆衛生に及ぼす影響を、科学的根拠に基づいて丹念に示したのが本書『ネコ・かわいい殺し屋』である。ネコの専門家ではない著者らが正面切って取り組まざるを得ないほどにネコ問題が差し迫った状況にあることが読んでいて痛切に伝わってくる。
「野良ネコ」は可愛いけれどこんなに危険!動物を襲撃、感染症を媒介…
他人事ではない孤独死、特殊清掃人の壮絶な「現場」
西野智紀
本書は日本の社会問題の一つである孤独死の現状と特殊清掃の現場、そして亡くなった人々と特殊清掃人たちの人生を綿密な取材によって浮き彫りにした迫真のノンフィクションである。
他人事ではない孤独死、特殊清掃人の壮絶な「現場」
第84回
初詣は明治中期から…意外と古くない「伝統」の数々
西野智紀
「伝統」という言葉がついていると、古くから伝わるものなんだ、絶やしちゃいけない」という義務感が芽生えることだろう。でも、その伝統は、本当に古くからあるのか?いつからなら「伝統」と呼んでいいのだろうか……?そうしたモヤモヤを感じる日本の伝統の数々を検証したのが本書である。
初詣は明治中期から…意外と古くない「伝統」の数々
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