的場昭弘

神奈川大学副学長

1952年、宮崎県生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士。現在、神奈川大学副学長。日本を代表するマルクス経済学者。著書に、『いまこそ「社会主義」』(池上彰氏との共著・朝日新書)、『未来のプルードン』(亜紀書房)、『超訳「資本論」』全三巻(祥伝社新書)、『一週間de資本論』(NHK出版)、『マルクスだったらこう考える』(光文社新書)など多数。

「新しい資本主義」で私たちの働き方はどう変わるか(後編)
的場昭弘
先日、岸田新首相が所信表明演説で「新しい資本主義」を提唱するなど、多くの人が資本主義社会の行き詰まりを感じている中、関心が高まっているマルクスの『資本論』。広がる格差やこれからの働き方への不安に対し、『資本論』はそういった問題を深く考えるためのヒントがたくさん書かれています。そこで今回は、経済学博士・的場昭弘さん監修の著書『図解 明日を生きるための「資本論」』(青春出版社)掲載の池上彰さんとの白熱対談「『資本論』が教えてくれる これからの働き方」(後編)を抜粋紹介します。
「新しい資本主義」で私たちの働き方はどう変わるか(後編)
「新しい資本主義」で私たちの働き方はどう変わるか(前編)
的場昭弘
昨今数々の関連書籍が刊行され、関心が高まっているマルクスの『資本論』。コロナ禍で先行きが見えず、広がる格差やこれからの働き方への不安を抱える人が増えていますが、『資本論』にはそういった問題を深く考えるためのヒントがたくさん書かれています。そこで、経済学博士・的場昭弘さん監修の著書『図解 明日を生きるための「資本論」』(青春出版社)掲載の池上彰さんとの白熱対談「『資本論』が教えてくれる これからの働き方」から2回に分けて抜粋紹介します。
「新しい資本主義」で私たちの働き方はどう変わるか(前編)
第4回
金利ゼロの現代はマルクスが予見した「成長の限界」に近づいている
的場昭弘
「ゼロ金利」は、資本主義が、利子の源泉である利潤を得られなくなり、投資が起きなくなった状態、いわば「成長の限界」に近ずいていることを示している。マルクスの「予見」が蘇ったかのようだ。
金利ゼロの現代はマルクスが予見した「成長の限界」に近づいている
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