松本裕樹
ネット証券大手5社が激しいシェア争いを展開している。三菱UFJフィナンシャル・グループのカブドットコム証券の齋藤正勝社長に今後の成長戦略などを聞いた。

株主優待を実施する上場企業が増え続けている。大和インベスター・リレーションズによれば、全上場銘柄3771社の内、株主優待を実施している企業は38.5%に当たる1450社に上り、実施率、実施企業数ともに過去最高となった(2018年9月末時点。REITを含む)。

楽天会員という顧客基盤を持つ強みを生かし、ネット証券首位のSBI証券を追う楽天証券。楠雄治社長に今後の成長戦略を聞いた。

リーマンショック後に2期連続赤字、格付けはジャンク債寸前に転落した。その後、海外戦略を見直し、国内事業を中心に据えて安定収益を生み出す体質に改善したが、将来的には大きな課題も横たわっている。

野村が10月末に発表した2018年9月中間決算(米国会計基準)は最終損失が60億円の赤字となり、前年同期の1087億円の黒字から一気に転落した。中間期での最終赤字は11年9月中間決算以来7年ぶりで、12年8月に永井浩二氏がグループCEO(最高経営責任者)に就任して以降初となる。
