横山禎徳

(よこやま・よしのり)
社会システムズ・アーキテクト

県立広島大学専門職大学院経営管理研究科(HBMS)研究科長、イグレックSSDI代表取締役、東京大学グローバル・アドバイザリー・ボード・メンバー等も務める。1966年東京大学工学部建築学科卒。ハーバード大学デザイン大学院都市デザイン修士、マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院修士。前川國男建築設計事務所(東京)、およびデイビス・ブロディ・アソシエーツ(ニューヨーク)において建築デザインに従事。1975年にマッキンゼー・アンド・カンパニー入社。日本企業および海外の企業に対する収益改善、全社戦略立案・実施、研究開発マネジメント、組織デザイン、企業変革、企業買収・提携等のコンサルティングを行う。同社シニア・パートナー、東京支社長を経て2002年定年退職。現在は、社会システムズ・アーキテクトとして「社会システム・デザイン」の方法論の開発、普及に注力している。2003年から4年間、産業再生機構の監査役、2012年には国会東京電力福島原子力発電所事故調査委員会委員として活動した。2019年まで東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム(東大EMP)企画推進責任者を務めた。著書に『循環思考』(東洋経済新報社)、『社会システム・デザイン 組み立て思考のアプローチ: 「原発システム」の検証から考える』(東京大学出版会)ほか著書多数。

江副浩正ア・マン・オブ・アスピレーション
横山禎徳
私がこれまで袖振り合った経営者は数多くあったけれども、江副さん、その先輩である森さん、そして大塚製薬の大塚明彦さんの3人は、まさに「考える人」だった。とにかくいつも繰り返し考えていた。現在、県立広島大学のビジネススクールと、10年やって正式には引退したはずの東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラムに関わっているが、多くの受講生がお題目や常套句を安易に使い、自分の言葉で語らない。したがって、自分が何を知らないか知らないし、深く考えられない。彼らだけに限らない。多くの企業人たちが、DXとかパーパスとか、昔の焼き直しのジャーゴンに疑いもなく飛び付いている。しかし、企業を成長させ、人々を駆動させるには、何より「アスピレーション」(「こうなりたい」という熱烈な願望)が欠かせない。江副さんは、まさにアスピレーションの塊のような人だった。
江副浩正ア・マン・オブ・アスピレーション
第3回
動ける組織には、独特のボキャブラリーがある
横山禎徳
コンサルタントとして、マッキンゼー東京支社長の時代を通じて50におよぶグローバル企業の組織をデザインしたプロの組織デザイナーの集大成。合理的には動かない人間の集団である有機体としての組織を、いかに戦略が機能する組織にするか、そのポイントをユニークなボキャブラリーとして解説。
動ける組織には、独特のボキャブラリーがある
第2回
性善説でも性悪説でもない。性怠惰説に基づく組織をデザインせよ。
横山禎徳
コンサルタントとして、マッキンゼー東京支社長の時代を通じて50におよぶグローバル企業の組織をデザインしたプロの組織デザイナーの集大成。合理的には動かない人間の集団である有機体としての組織を、いかに戦略が機能する組織にするか、そのポイントをユニークなボキャブラリーとして解説。
性善説でも性悪説でもない。性怠惰説に基づく組織をデザインせよ。
第1回
「小さな幸せグループ」こそが、組織の変化を阻害する大問題である。
横山禎徳
コンサルタントとして、マッキンゼー東京支社長の時代を通じて50におよぶグローバル企業の組織をデザインしたプロの組織デザイナーの集大成。合理的には動かない人間の集団である有機体としての組織を、いかに戦略が機能する組織にするか、そのポイントをユニークなボキャブラリーとして解説。
「小さな幸せグループ」こそが、組織の変化を阻害する大問題である。
新着
業界
学び
特集
書籍
業界
製造業 銀行・証券・金融 保険 建設・不動産 コンサル・士業 商社 運輸・物流 IT・通信 AI・テクノロジー エネルギー 医療・製薬 食品・農業 小売・外食 サービス・エンタメ メディア・広告 スタートアップ・新規事業 教育 財閥・学閥 予測・分析
学び
経営・戦略 マネジメント ビジネス課題 ビジネススキル 営業・マーケティング マネー・投資 相続・節税 年金 キャリア・働き方 受験・子育て 教養