
ノリーナ・ハーツ
米ボストン大学で学期中に「対面デートをする」と追加単位がもらえる理由とは?
ボストン大学には、大真面目に「(異性を誘って)対面のデートをする」と追加単位をもらえるという。いったいどんな内容で、どのような狙いがあるのか?「世界的なリーディング・シンカー」といわれるノリーナ・ハーツ(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン名誉教授)の新刊『THE LONELY CENTURY なぜ私たちは「孤独」なのか』より紹介する。

テレビやPCのスクリーンを1日2時間以上見る子どもに起こりやすい問題とは?
気づけばスマホを見てしまう…という方も今どき多いだろう。しかし、使用せず持っているだけ、というときでも共感力が損なわれるという。しかも、子どもの場合は…?「世界的なリーディング・シンカー」といわれるノリーナ・ハーツ(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン名誉教授)の新刊『THE LONELY CENTURY なぜ私たちは「孤独」なのか』より紹介する。

第6回
人を助けることで得られる、強くて温かくエネルギッシュな感覚「ヘルパーズハイ」とは?
人は孤独を感じつづけて孤立すると、健康を維持できなくなる恐れがある。そんなとき、誰かに親切にしてもらうだけでなく、みずからが誰かに親切にすることの効果をご存じだろうか。「世界的なリーディング・シンカー」といわれるノリーナ・ハーツ(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン名誉教授)の新刊『THE LONELY CENTURY なぜ私たちは「孤独」なのか』より紹介する。

第5回
隊員たちが一緒に食事をとる消防署は、そうでない消防署より消防活動の成果が2倍高い理由とは?
個々人の仕事の成果と、職場での交流度合いとは、どのような相関があるのだろうか。消防隊員たちが一緒に料理をして食事をとる職場では、そうでない職場より、消防活動の成果が2倍高いという。職場における「孤独化」の現状と、改善するための方法について、「世界的なリーディング・シンカー」といわれるノリーナ・ハーツ(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン名誉教授)の新刊『THE LONELY CENTURY なぜ私たちは「孤独」なのか』より紹介する。

第4回
この40年間で、ポップソングの主語が「私たち」から「私」に変わったのはなぜか
過去40年間におけるポップスソングの歌詞の変化に、どのような理由があるのか? 「世界的なリーディング・シンカー」といわれるノリーナ・ハーツ(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン名誉教授)は、現代の孤独危機の構造とその処方箋をまとめた最新刊『THE LONELY CENTURY なぜ私たちは「孤独」なのか』のなかで、新自由主義がいかに孤独を悪化させてきたか述べている。そのわかりやすい悪影響・変化をポップスソングにも見ている。

第3回
あなたの「孤独度」を測ってみよう。現代には孤独を深める新たな要因がある
あなたの孤独度について、グローバルに定着している「UCLA孤独感尺度」で一度測ってみよう。結果はどうだろうか? 孤独がどのように生み出されるかを考えるとき、従来の構造的問題に加えて、現代的な新たな要因が加わっていることを思い出してほしい。「世界的なリーディング・シンカー」といわれるノリーナ・ハーツ(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン名誉教授)の最新刊『THE LONELY CENTURY なぜ私たちは「孤独」なのか』より一部をご紹介する。

第2回
なぜ名門ブラウン大学卒のブリタニーは、レンタフレンドの仕事をすることになったのか?
「世界的なリーディング・シンカー」といわれるノリーナ・ハーツ(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン名誉教授)が、“孤独ビジネス”の一つであるレンタフレンドを実際に「借りて」みて考えたこととは?

第1回
世界を代表するリーディング・シンカーである英名門大教授が語る、現代を蝕む「孤独」危機とその処方箋
孤独の深刻化が危惧されている。日本では、生涯未婚率が男性23.4%、女性14.1%と過去最高を記録し(内閣府)、単独世帯は2040年に40%に達すると予測され(総務省)、少なくとも物理的な「孤独」は確実に進行している。また昨今の女性や若年層の自殺増加についても、コロナ禍における孤独感の影響が指摘されている。こうした「孤立・孤独」の問題は、日本のみならず世界中に広がっている。それも、個人が抱える感情問題にとどまらない。政治・経済の構造や企業の対応、人々のライフスタイル・考え方の変化などが、複雑に絡みあっている。また人々の孤立・孤独は健康を脅かし、さらに社会や経済をも不安定化させる。そうした「孤独危機」の構造と、改善に向けた処方箋をまとめた新刊『THE LONELY CENTURY なぜ私たちは「孤独」なのか』の著者ノリーナ・ハーツ(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン名誉教授)は、「世界のリーディング・シンカーの一人」(オブザーバー紙)と称される。今回の新刊をまとめた背景を聞いた。

集団浅慮、過去への執着、確証バイアス、さらには血糖値の低下――意思決定能力を鈍らせる数々の罠から組織を救うには、意見の多様性が必要だ。そこで有効となるのが、リーダーや組織の判断に対して「異議を唱える責任者」の存在であるという。
