
笠原一輝
パソコンや車、果ては給湯器やインターフォンまで、さまざまなものの不足や納期遅れが「半導体不足」と説明されていた2021年。年が明けた今も、半導体不足の状況は世界的に続いている。そもそもなぜ、半導体が足りなくなるのか。そしていつ頃解消に向かうのだろうか?

「Photoshop」や「Illustrator」といったクリエイター向けのツールから出発し、現在は大きく3つの分野でソフトウエアを提供するアドビ。ここ10年で株価は21倍、時価総額約35兆円という巨大企業にまで成長した。特に2020~21年は新型コロナウイルスのパンデミックが“追い風”になり、業績は絶好調だ。

「メタバース」という造語が急速に注目を集めつつある。フェイスブックが社名を「メタ・プラットフォームズ」に変更して話題を呼んでいるほか、11月2日(米国時間)にはマイクロソフトが、ビデオ会議・コラボレーションツール「Teams」をメタバース対応にすると発表している。実はこのメタバース、これまでにも何度も注目され、ブームになりかけては消え去っていくことを繰り返してきた。しかし、今回のメタバース・ブーム、どうやら本物かもしれないと多くの業界関係者が思い始めているのだ。

7月15日、米マイクロソフトは「Windows 365」を発表した。これはWindows OSの新バージョンではなく、企業向けの新しいクラウドサービスだ。Windows 365とは何か、そしてマイクロソフトの狙いを解説する。
