アントニオ猪木
10月1日に亡くなられたアントニオ猪木さん。「元気があれば何でもできる!」「1、2、3、ダァー!!」の言葉で日本中が元気をもらっていました。そんな“強く、明るく、前向き”なイメージのアントニオ猪木さんが、プロレス団体の経営者として、国会議員として、常人には及びもつかないタフネゴシエーターぶりを発揮していたことはあまり知られていません。そこで今回は、アントニオ猪木さんの著書『最後に勝つ負け方を知っておけ。』(青春出版社)から、アントニオ猪木流・不利な状況を跳ね返し、多くの人を味方につける闘魂流・交渉の極意をご紹介します。

プロレス黄金期に一時代を築き、多くの観客を沸かせ、“プロレスこそ最強の格闘技”の象徴的存在だったアントニオ猪木。だが、じつはその内側には誰より多くの葛藤があり、常人には及びもつかない痛みに満ちていました。にもかかわらず、なぜアントニオ猪木は常に強く、明るく、前向きだったのでしょうか。そこで今回は猪木さんの著書『最後に勝つ負け方を知っておけ』(青春出版社)から、アントニオ猪木流・先の見えない時代を生き抜く流儀について抜粋紹介します。
