内藤正典

地理学者

ないとう・まさのり/専門は、多文化共生論、現代イスラム地域研究。東京大学教養学部教養学科・科学史・科学哲学分科卒業後、東京大学大学院理学系研究科地理学専門課程を経て、シリア、ダマスカス大学文学部地理学科に留学。博士(社会学)。一橋大学教授を経て、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。著書に、『分断を乗り越えるためのイスラム入門』(幻冬舎新書)、『外国人労働者・移民・難民ってだれのこと?』(集英社)、『トルコ 建国一〇〇年の自画像』(岩波新書)など多数。

同性婚・不倫・死刑廃止…“不寛容で遅れた社会”を非難する「進歩的な西欧」の困った思考回路
内藤正典
キリスト教世界の諸国は、18世紀の産業革命以来、世界をリードしてきた。昨今ではその相対的な地位は低下しつつあるが、それを補おうとするかのように、理念の先進性でマウントを取っている。だが、西欧諸国が叫ぶ死刑廃止や同性婚解禁、性自認の尊重は、果たしてほんとうに進歩であり、そこに多様性があるのだろうか。それらを許容しない社会は遅れていると批判する人々に、イスラム地域研究者が反論する。本稿は、内藤正典『分断を乗り越えるためのイスラム入門』(幻冬舎新書)の一部を抜粋・編集したものです。
同性婚・不倫・死刑廃止…“不寛容で遅れた社会”を非難する「進歩的な西欧」の困った思考回路
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