広瀬佳一 防衛大学校教授 ひろせ・よしかず/筑波大学大学院博士課程修了(法学博士)。外務省在オーストリア日本大使館専門調査員、山梨学院大学准教授を経て、現職。 #43 【25年の欧州政治】厭戦ムード広がる、露ウ停戦シナリオはトランプ大統領誕生の影響で「フィンランドモデル」に? 広瀬佳一 トランプ大統領の誕生は、欧州の政治情勢に多大な影響を与えることになる。最大の懸念は、ロシア・ウクライナ戦争への影響だ。ウクライナに一方的に停戦を迫る可能性があるからだ。本稿では、弱体化しつつある欧州各国の政治情勢と共に、露ウ戦争の行方を占う。 2024年12月29日 5:20 #95 ロシア・ウクライナ戦争は停戦模索の「プランB」へ、欧州に“支援疲れ”広がる 広瀬佳一 2023年6月から始まったウクライナによるロシアへの反転攻勢だが、その成果は芳しくなく戦争が終息する気配は一向に見えない。欧州では“支援疲れ”も目立つ中、欧州政治に詳しい広瀬佳一防衛大学校教授は、停戦に向けた「プランB」を模索する動きが始まる可能性を指摘する。 2024年1月25日 4:50