2024.6.12 「人材」ではなく「人財」と書いてしまう、親父ギャグから逃れられない日本人 働き手を募る場面で「人材」をわざわざ「人財」と表記する例は多いが、ことさら強調されると、経営者本位のうさんくさい表記にも映る。この啓発的な言葉はいつ、どこから生まれたのか。国語辞書編纂者・飯間浩明氏の分析も踏まえつつ、真相に迫った…
2024.6.11 「最幸です!」ってコトバ、最高にうさんくさい啓発じゃない? 「最高」を「最幸」と書くことで、スポーツマンやビジネスマンの士気を鼓舞する効果が生まれる。だが、行政までもが用いるようになったことで、うさんくさい“お仕着せの感動?も見えてきた。本稿は、神戸郁人『うさんくさい「啓発」の言葉 人“財…
2024.6.10 「頑張る」じゃなくて「顔晴る」って何?企業や体育会で親しまれる“自己防衛フレーズ”の成り立ち 「頑張る」ではなく「顔が晴れる」と書く「顔晴る」表記は、2000年代中頃から使われだした。企業や店舗にとっては業績向上に向けた、スポーツ選手にとっては苦境を脱するための“強壮剤”として機能している。一方では、現代人をむしばむ“努力至上…