河田雅圭

東北大学教養教育院総長特命教授、名誉教授

かわた・まさかど/1958年、香川県生まれ。帯広畜産大学畜産学部獣医学科卒業、北海道大学大学院農学研究科修了(農学博士)。静岡大学教育学部助教授、東北大学大学院理学研究科助教授、東北大学大学院生命科学研究科教授などを経て、2023年から東北大学教養教育院総長特命教授、名誉教授。専門は進化学、生態学。ヒトを含め様々な生物を対象に、ゲノムレベルから集団などのマクロレベルをつなぐ進化研究を行ってきた。著書に『はじめての進化論』(講談社現代新書)、『進化論の見方』(紀伊國屋書店)、『進化学事典』(編集および数項目執筆、共立出版)など。進化についての解説記事をnoteで公開している。

「生物が遺伝子を残そうとするのは種の保存のため」が完全な誤りなワケ
河田雅圭
ある集団に、他の個体を生かすため自らを犠牲にして利他行動をとる個体がいるとする。その利他的な個体が持つ遺伝子のアレル(DNA配列)は、はたして淘汰されてしまうのだろうか?進化学者の著者が、最新研究を交えつつ解説する。本稿は、河田雅圭『ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか? 進化の仕組みを基礎から学ぶ』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。
「生物が遺伝子を残そうとするのは種の保存のため」が完全な誤りなワケ
ハチや植物は「分散投資」している?謎めいた生き物の世界をのぞいてみよう
河田雅圭
自然選択によって生物の遺伝的変異や多様性が維持されるためには、ヘテロ接合遺伝型の平均適応度が最も高くなることが条件だと言われている。しかし、気温や天候といった環境変動の影響を受けて、同じ遺伝型でありながら異なる成長過程を辿り、多様性を維持している生物も存在するという。複雑だが興味深い変異の世界を覗いてみよう。本稿は、河田雅圭『ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか? 進化の仕組みを基礎から学ぶ』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。
ハチや植物は「分散投資」している?謎めいた生き物の世界をのぞいてみよう
ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか?専門家がイチから徹底解説!
河田雅圭
集団に存在する遺伝的多様性が大きければ、環境が変化した際に個体の適応度を上昇させる有利なアレル(対立遺伝子)が含まれる可能性が高まるという。進化学の第一人者の著者が、遺伝的多様性のメカニズムを徹底考察する。本稿は、河田雅圭『ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか? 進化の仕組みを基礎から学ぶ』(光文社)の一部を抜粋・編集したものです。
ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか?専門家がイチから徹底解説!
新着
業界
学び
特集
書籍
業界
製造業 銀行・証券・金融 保険 建設・不動産 コンサル・士業 商社 運輸・物流 IT・通信 AI・テクノロジー エネルギー 医療・製薬 食品・農業 小売・外食 サービス・エンタメ メディア・広告 スタートアップ・新規事業 教育 財閥・学閥 予測・分析
学び
経営・戦略 マネジメント ビジネス課題 ビジネススキル 営業・マーケティング マネー・投資 相続・節税 年金 キャリア・働き方 受験・子育て 教養