ティムラズ・レジャバ
「ガラガラの優先席」に座ったらSNSで賛否両論…ジョージア大使が本当に伝えたかったこと
駐日ジョージア大使が、空いている電車内での日常の動画をX(旧Twitter)に上げたところ、「優先席に座っている」などの批判が集まった。「ジョージアではこんなことは議論どころか話題にすらなりえない」という著者から見た「ルールの島国・日本」の美点と見直すべき点とは。本稿は、ティムラズ・レジャバ『日本再発見』(講談社)の一部を抜粋・編集したものです。

ジョージア大使が日本で衝撃だった出来事「1日に2回も3回も…」「カルチャーショック受けた」
母国にはない日本の「接待文化」にカルチャーショックを受けたのは、駐日ジョージア大使である著者。政治家や企業経営者が会食を夜6時、8時、10時と1日に2回も3回もセッティングしたり、さまざまな贈答品を送ったりする習慣は、なぜ日本でこれほどまでに発達したのか?著者が考えた答えとは。本稿は、ティムラズ・レジャバ『日本再発見』(講談社)の一部を抜粋・編集したものです。

ジョージア大統領が日本で訪れた意外な場所、駐日大使「みんな知っています。喜んでいただけました」
著者は駐日ジョージア大使。重要な職務の1つが、来日したジョージアの要人をおもてなしすることだ。要人たちの滞在期間は、せいぜい2日程度。その短い時間で、日本の魅力を伝えるべく、無駄なく濃密なスケジュールを組まねばならない。グルメ、観光のみならず、中には「日本犬を買って帰りたい」「植毛の施術を受けたい」などの要求をされることもあるという。その驚きの激務とは。本稿は、ティムラズ・レジャバ『日本再発見』(講談社)の一部を抜粋・編集したものです。
