中澤 穣

ジャーナリスト

なかざわ・みのる/1977年生まれ。一橋大大学院修了後、2003年に中日新聞社に入社。同社東京本社(東京新聞)社会部、外報部などを経て、2014年から1年間、北京語言大学で語学研修した。2018年より4年間、北京特派員として中国の政治や社会を取材。19年8月から中国総局長を務める。22年4月に帰国。外報部総括デスクを経て、24年2月から政治部勤務となり、外務省や国際ニュースなどを担当している。

中国版MeToo運動で「告発される人」と「決して告発されない人」の決定的な違い
中澤 穣
中国では「反スパイ法」に基づき外国人が逮捕されるケースが相次いでいる。2017年にアメリカから始まり世界に広がったMeToo運動も、外国勢力と結びついているとしてスパイ活動と同等と見なされ、中国政府による厳しい取り締まりの標的となっている。その一方で、政府に対して批判的な立場をとる人物が告発された場合は、都合よく黙認されることもあるという。※本稿は、中澤 穣『中国共産党vsフェミニズム』(ちくま新書)の一部を抜粋・編集したものです。
中国版MeToo運動で「告発される人」と「決して告発されない人」の決定的な違い
「女が金にがめついからだ」「うちの娘はなぜ安い?」中国で結納金が高騰する歪んだ背景
中澤 穣
一人っ子政策による男女人口比の不均衡と2000年代以降の経済格差が相まって、中国の結婚市場では都市戸籍を持つ男性に人気が集中しているという。一方で、農村部の貧困男性は「彩礼」と呼ばれる多額の結納金を支払えず、人身売買で連れてこられた女性を嫁にするといったことも横行しているようだ。※本稿は、中澤 穣『中国共産党vsフェミニズム』(ちくま新書)の一部を抜粋・編集したものです。
「女が金にがめついからだ」「うちの娘はなぜ安い?」中国で結納金が高騰する歪んだ背景
「7万5000円」で売り飛ばされ、首輪で拘束された女性…中国で横行する人身売買の闇
中澤 穣
2022年1月、中国江蘇省の農村で首輪を付けられ拘束されている女性が発見され、人身売買問題が注目を集めた。彼女を買って妻にしていた夫は逮捕され、虐待罪と違法監禁罪の判決が下されたが、人身売買や強姦の罪には問われずじまい。そこから浮かび上がってくるのは、人身売買婚を問題視する視点が乏しかった中国社会の闇と、なによりも「社会の安定」を優先する中国共産党政権の体質だった。※本稿は、中澤 穣『中国共産党vsフェミニズム』(ちくま新書)の一部を抜粋・編集したものです。
「7万5000円」で売り飛ばされ、首輪で拘束された女性…中国で横行する人身売買の闇
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