稲垣栄洋
偉人よりコンビニ店員…大学教授が老後に気付いた「本当に尊敬すべき人たち」とは
「尊敬する人は誰ですか?」そう問われると、歴史上の偉人や有名人の名前を挙げる人は少なくない。だが、雑草研究者の筆者は、年を重ねるにつれ身近な人こそが尊敬に値すると考え方が変わってきたという。知ると少しだけ優しくなれる、「世界のことわり」とは?※本稿は、静岡大学教授の稲垣栄洋『私たちはどう老いるか』(小学館)の一部を抜粋・編集したものです。

老人は大切にすべきなのか?大学教授が60歳間近で気づいた、「老い」の社会的役割
社会保険料の負担増や、年金制度をめぐる不公平感を理由に、世代間の対立が進む昨今。高齢者は本当に社会のお荷物なのか。60歳を目前にした大学教授の筆者は、死を意識するなかで改めて「老い」に向き合った。生物学と人類史の視点から見えてきた、老いることの社会的意味とは?※本稿は、静岡大学教授の稲垣栄洋『私たちはどう老いるか』(小学館)の一部を抜粋・編集したものです。

老後を楽しく生きるヒントは「電車」にあり!?58歳になる大学教授が、人生後半でやっと気づいた真理とは
日々仕事に忙殺されてきた結果、現代人は人生の後半に差し掛かっても、生き急ぐスピードをなかなか緩められない。そんななか、草花を見るために旅の途中で寄り道を重ねてきた雑草研究家の筆者は、58歳を迎えるタイミングで老後を楽しく生きるための真理に気づいたという。そのヒントは、意外にも「電車」にあった。※本稿は、静岡大学教授の稲垣栄洋『私たちはどう老いるか』(小学館)の一部を抜粋・編集したものです。

ゴキブリはなぜ大昔から現代まで生き延びたのか?環境変化に対応する「仕組み」とは【農学博士が解説】
「健常者」に比べて日常のあらゆる場面でつまずきやすく、生きにくさを感じがちな「障害者」。遺伝的に考えれば生存戦略において不利な存在にも思えてしまう。だが、農学博士である著者は、そもそも「健常者」とは人々が築き上げた幻想に過ぎず、遺伝子疾患と呼ばれる人たちは、進化のチャレンジャーではないかと説く。本稿は、稲垣栄洋『遺伝子はなぜ不公平なのか?』(朝日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。

「美味しい米」の評価が専門家と若者でまるで違うワケ【農学博士が解説】
農学博士である著者が学生たちにお米の味比べをしてもらったところ、彼らが選んだのは、米のプロが評価する「おいしい米」ではなかった。その理由は、農業が近代化しイネが計画的に栽培される中でお米が「見た目」で評価されるようになり、多様性が失われたことに起因しているのだという。本稿は、稲垣栄洋『遺伝子はなぜ不公平なのか?』(朝日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。

もし全人類が「エリート」のクローンなら世界は幸福なのか?農学博士による「そりゃそうだ」と思える納得の答え
科学技術が進歩し、イチゴやサツマイモ、ミカンやリンゴなど、農業の世界ではさまざまな品種がクローンで増殖できる時代。そして理論上は人間のクローンを作ることだって可能だ。それでは、この世界に住む全員が、選び抜かれたエリートのクローンだけになれば幸福で素晴らしい世界になるのだろうか?19世紀のアイルランドで起きた「ジャガイモ飢饉」を例に、「多様性」の本当の意味を農学博士が解説する。本稿は、稲垣栄洋『遺伝子はなぜ不公平なのか?』(朝日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。
