稲垣栄洋

静岡大学教授、農学博士、みちくさ研究家(自称)

1968(昭和43)年、静岡県生れ。専門は雑草生態学。岡山大学大学院農学研究科修了後、農林水産省に入省、静岡県農林技術研究所上席研究員などを経て現職に。主な著書に『身近な雑草の愉快な生きかた』『身近な野菜のなるほど観察録』『身近な虫たちの華麗な生きかた』『生き物の死にざま』『生き物が大人になるまで』『手を眺めると、生命の不思議が見えてくる』などがある。

ゴキブリはなぜ大昔から現代まで生き延びたのか?環境変化に対応する「仕組み」とは【農学博士が解説】
稲垣栄洋
「健常者」に比べて日常のあらゆる場面でつまずきやすく、生きにくさを感じがちな「障害者」。遺伝的に考えれば生存戦略において不利な存在にも思えてしまう。だが、農学博士である著者は、そもそも「健常者」とは人々が築き上げた幻想に過ぎず、遺伝子疾患と呼ばれる人たちは、進化のチャレンジャーではないかと説く。本稿は、稲垣栄洋『遺伝子はなぜ不公平なのか?』(朝日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。
ゴキブリはなぜ大昔から現代まで生き延びたのか?環境変化に対応する「仕組み」とは【農学博士が解説】
「美味しい米」の評価が専門家と若者でまるで違うワケ【農学博士が解説】
稲垣栄洋
農学博士である著者が学生たちにお米の味比べをしてもらったところ、彼らが選んだのは、米のプロが評価する「おいしい米」ではなかった。その理由は、農業が近代化しイネが計画的に栽培される中でお米が「見た目」で評価されるようになり、多様性が失われたことに起因しているのだという。本稿は、稲垣栄洋『遺伝子はなぜ不公平なのか?』(朝日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。
「美味しい米」の評価が専門家と若者でまるで違うワケ【農学博士が解説】
もし全人類が「エリート」のクローンなら世界は幸福なのか?農学博士による「そりゃそうだ」と思える納得の答え
稲垣栄洋
科学技術が進歩し、イチゴやサツマイモ、ミカンやリンゴなど、農業の世界ではさまざまな品種がクローンで増殖できる時代。そして理論上は人間のクローンを作ることだって可能だ。それでは、この世界に住む全員が、選び抜かれたエリートのクローンだけになれば幸福で素晴らしい世界になるのだろうか?19世紀のアイルランドで起きた「ジャガイモ飢饉」を例に、「多様性」の本当の意味を農学博士が解説する。本稿は、稲垣栄洋『遺伝子はなぜ不公平なのか?』(朝日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。
もし全人類が「エリート」のクローンなら世界は幸福なのか?農学博士による「そりゃそうだ」と思える納得の答え
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