森崎めぐみ
泣き寝入りはもう限界…「闇が深すぎた芸能界」が一気に変わり始めたキッカケ
ハラスメントや過酷な労働環境が常態化している芸能界。その“当たり前”が、少しずつだが変わりはじめているという。そのうちのひとつが、2024年11月1日に施行された「フリーランス法」。同法の施行を機に、これまで対象外だったフリーランスの芸能従事者も「特別加入労災保険」が適用されるようになったのだ。日本芸能従事者協会代表理事を務める森崎めぐみ氏が、業界の変革について解説する。※本稿は、森崎めぐみ『芸能界を変える――たった一人から始まった働き方改革』(岩波書店)の一部を抜粋・編集したものです。

弱みに付け込む数々のハラスメント…芸能関係者への調査で明らかになった「ギョーカイの闇」
タレントとフジテレビのあいだに発生したトラブルが、世間に波紋を呼んでいる昨今。きらびやかな世界の裏に隠れていた“ハラスメント問題”に大きな注目が集まっている。日本の芸能界に携わる人々の働き方改革に乗り出した俳優の森崎めぐみ氏は、実情を知るため業界関係者にアンケートを実施した。そこに寄せられたのは、想像を超えるハラスメントの数々だった。※本稿は、森崎めぐみ『芸能界を変える――たった一人から始まった働き方改革』(岩波書店)の一部を抜粋・編集したものです。

弁当は賞味期限切れ、報酬は最低賃金以下…夢の裏で「過労死寸前」まで働く芸能スタッフの過酷すぎる日常
近年、芸能界に蔓延するさまざまな問題が次々と浮き彫りになっている。中でも、映画やドラマの制作に携わる人々の労働環境には、大きな課題が存在している。日本芸能従事者協会の代表理事を務める俳優・森崎めぐみ氏は、現場を支える芸能人やスタッフを対象に労働環境に関するアンケートを実施した。その結果、明らかになったのは、長時間労働が常態化し、睡眠時間が削られることは当たり前、食事をとれない日も珍しくないという過酷な実態である。※本稿は、森崎めぐみ『芸能界を変える――たった一人から始まった働き方改革』(岩波書店)の一部を抜粋・編集したものです。
