ラッセ・レヘトネン

日本音楽研究者

1986年フィンランド生まれ。フィンランド学士院研究員、ヘルシンキ大学文学部准教授(アジア研究および音楽学)。Ph.D.(ヘルシンキ大学)。東京大学、東京藝術大学客員研究員、などを歴任。ポピュラー音楽、現代音楽からゲーム音楽まで、日本の音楽を幅広く研究。2022年にフィンランド若手アカデミーのメンバーに選ばれ、2023年から会長。フィンランド音楽学会、フィンランド・日本協会、フィンランド日本語・日本文化教師の会の副会長も務めた。

あんな夢さえ見なければ…ユーミンが「松任谷由実」になり女性たちが感じた「裏切り感」とは
ラッセ・レヘトネン
1970年代、「自立した女性」の象徴とされたユーミンこと松任谷由実。彼女の楽曲とイメージは多くの女性に夢を与えたが、その分、彼女の結婚が世間に与えた衝撃も大きかった。そんな彼女が「荒井由実」として最後にリリースしたアルバム『14番目の月』は、その時代の音楽業界が経験した、数多くの変化を象徴する重要な作品となった――。※本稿は、ラッセ・レヘトネン『ユーミンと「14番目の月」:荒井由実と女性シンガー・ソングライターの時代』(平凡社)の一部を抜粋・編集したものです。
あんな夢さえ見なければ…ユーミンが「松任谷由実」になり女性たちが感じた「裏切り感」とは
ユーミンが結婚で引退って…否定しても止まらなかった噂、70年代の“日本の常識”が衝撃すぎた
ラッセ・レヘトネン
ユーミンこと松任谷由実が、「荒井由実」名義で最後に発表したアルバム『14番目の月』(1976年)。そのリリース前に突如として広まった、ユーミン引退の噂。その背景には、高度経済成長期の日本における当時のジェンダー観があった。※本稿は、ラッセ・レヘトネン『ユーミンと「14番目の月」:荒井由実と女性シンガー・ソングライターの時代』(平凡社)の一部を抜粋・編集したものです。
ユーミンが結婚で引退って…否定しても止まらなかった噂、70年代の“日本の常識”が衝撃すぎた
あたしの歌がウケたのは…ユーミンが「土くさい」音楽を変えて一時代を築いたワケ
ラッセ・レヘトネン
自ら作詞作曲を手がけるシンガー・ソングライターとして、1970年代に「ニューミュージック」を象徴する存在となったユーミンこと松任谷由実。彼女がデビューした頃、日本は急速な都市化を経て、消費主義を美徳とする社会へと大きな変容を遂げていた。日本の新しい時代にユーミンの楽曲はどうマッチしたのか、その背景を見ていこう。※本稿は、ラッセ・レヘトネン『ユーミンと「14番目の月」:荒井由実と女性シンガー・ソングライターの時代』(平凡社)の一部を抜粋・編集したものです。
あたしの歌がウケたのは…ユーミンが「土くさい」音楽を変えて一時代を築いたワケ
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